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高強度浸炭歯車およびその製造方法

国内特許コード P05P003065
整理番号 U2003P205
掲載日 2005年4月15日
出願番号 特願2003-321526
公開番号 特開2005-088094
登録番号 特許第4555959号
出願日 平成15年9月12日(2003.9.12)
公開日 平成17年4月7日(2005.4.7)
登録日 平成22年7月30日(2010.7.30)
発明者
  • 井上 克己
  • 増山 知也
  • 佐藤 哲
出願人
  • 学校法人東北大学
発明の名称 高強度浸炭歯車およびその製造方法
発明の概要

【課題】歯車の応力集中を低減するとともに負荷能力向上を図ることにある。
【解決手段】3次エルミート曲線で表現した刃先丸み部分を持つラックカッタで歯元曲線を創成することを特徴とする、高強度浸炭歯車およびその製造方法である。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


動力伝達装置の小型軽量化、信頼性向上には歯車の高強度化が欠かせない。強度設計は使用応力と許容応力との比較でなされ、通常は熱処理や表面改質などにより材料の許容応力が高められる。



一方、寺内らのインボリュートサイクロイド合成歯車やDengらの左右非対称歯車など歯形変更による負荷容量向上も実現されている(非特許文献1~3参照)。

【非特許文献1】寺内・永村・西條、機論、47-417、C(1981)、663-672

【非特許文献2】寺内・永村・西條、機論、47-420、C(1981)、1082-1093

【非特許文献3】Gang Deng・中西・井上、機論、67-656、C(2001)、1139-1144

産業上の利用分野


本発明は、高強度浸炭歯車およびその製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
3次エルミート曲線で表現した刃先丸み部分を持つラックカッタで歯元曲線を創成してなる高強度浸炭歯車において、
前記3次エルミート曲線は、その3次エルミート曲線の歯先面上の端点(A)のピッチ方向中心線からのピッチ方向距離(am)を歯車のモジュール(m)で除した値(a)と、その3次エルミート曲線の歯面上の端点(B)の基準ピッチ線からの歯タケ方向距離(bm)を前記モジュール(m)で除した値(b)とをパラメータ値としたものであり、
前記歯先面上の端点(A)についてのパラメータ値aは0.0<a<0.330であり、前記歯面上の端点(B)についてのパラメータ値bは0.844<b<1.053であることを特徴とする高強度浸炭歯車。

【請求項2】
圧力角及び頂げきがISO標準に等しい、請求項1記載の高強度浸炭歯車。

【請求項3】
前記歯先面上の端点(A)についてのパラメータ値aは0.05であり、前記歯面上の端点(B)についてのパラメータ値bは0.85である、請求項1又は2記載の高強度浸炭歯車。

【請求項4】
高強度浸炭歯車をラックカッタで製造するに際し、3次エルミート曲線で表現した刃先丸み部分を持つラックカッタで歯元曲線を創成する高強度浸炭歯車の製造方法において、
前記3次エルミート曲線は、その3次エルミート曲線の歯先面上の端点(A)のピッチ方向中心線からのピッチ方向距離(am)を歯車のモジュール(m)で除した値(a)と、その3次エルミート曲線の歯面上の端点(B)の基準ピッチ線からの歯タケ方向距離(bm)を前記モジュール(m)で除した値(b)とをパラメータ値としたものであり、
前記歯先面上の端点(A)についてのパラメータ値aは0.0<a<0.330であり、前記歯面上の端点(B)についてのパラメータ値bは0.844<b<1.053であることを特徴とする高強度浸炭歯車の製造方法。

【請求項5】
圧力角及び頂げきがISO標準に等しい、請求項4記載の高強度浸炭歯車の製造方法。

【請求項6】
前記ラックカッタを周方向に複数配置したホブで、前記高強度浸炭歯車を製造することを特徴とする、請求項4又は5記載の高強度浸炭歯車の製造方法。

【請求項7】
前記歯先面上の端点(A)についてのパラメータ値aは0.05であり、前記歯面上の端点(B)についてのパラメータ値bは0.85である、請求項4~6のいずれか一項記載の高強度浸炭歯車の製造方法。
産業区分
  • 切削
  • 機械要素
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003321526thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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