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抗シガトキシン抗体調製への有機合成化学的アプローチ:ハプテンの短段階合成および抗体の相互作用解析

研究報告コード R000000388
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 大栗 博毅
  • 田中 慎一郎
  • 南雲 陽子
  • 上原 久俊
  • 佐々木 信也
  • 新藤 由美
  • 大石 徹
  • 平間 正博
  • 富岡 佳久
  • 水柿 道直
研究者所属機関
  • 東北大学大学院理学研究科
  • 東北大学大学院理学研究科
  • 東北大学大学院理学研究科
  • 東北大学大学院理学研究科
  • 東北大学大学院理学研究科
  • 東北大学大学院理学研究科
  • 東北大学大学院理学研究科
  • 東北大学大学院理学研究科
  • 東北大学医学部附属病院薬剤部
  • 東北大学大学院薬学研究科
研究機関
  • 東北大学大学院理学研究科
  • 東北大学医学部
報告名称 抗シガトキシン抗体調製への有機合成化学的アプローチ:ハプテンの短段階合成および抗体の相互作用解析
報告概要 珊瑚礁海域で頻発するシガテラ中毒の予防策として,主要原因毒シガトキシンの抗体を調製することが得策と考えた。そこで分子両末端の3-5環性のハプテンを化学合成し,蛋白質コンジュゲートを作製した。これをマウスに免疫して,種々のものクロナール抗体を調製した。3連続の遷移金属触媒反応により,シガトキシン型のABC環部(1)を迅速に合成できるようになった。また,シガトキシン3C型のハプテン(2,3,4)は,オレフィンメタセシスを利用して,収束的に合成した。不斉補助基を用いることで,分子間アルキル化の立体制御と収率の向上に成功した。シガトキシン型ABC環を認識するモノクローナル抗体をついて,ELISA法による競合阻害実験を行った。抗体4H2は2S配置(1)を,6H7は2R配置の認識し,2位の立体化学を識別する可能性があることが分かった。2S配置のハプテン-BSA,コンジュゲートと抗体との相互作用を表面プラズモン共鳴センサを用いて解析した。その結果,4H2抗体の認識にはA環側鎖部が重要であることが分かった。
画像

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研究分野
  • 複素環化合物一般
  • 動植物,微生物のその他の産生物質
  • 抗原・抗体・補体の生産と応用
  • 薬物の合成
関連発表論文 (1)Oguri, H.; Tanaka, S.; Oishi, T.; Hirama, M. Tetrahedron Lett. 2000, 41, 975.
(2)Maeda, K.; Oishi, T.; Oguri, H.; Hirama, M. Chem. Commun. 1999, 1063.
(3)Oishi, T.; Nagumo, Y.; Shoji, M.; Brazidec, J-Y.; Uehara, H.; Hirama, M. Chem. Commun. 1999, 2035.
(4)Oguri, H.; Tanaka, S.; Hishiyama, S.; Oishi, T.; Hirama, M. Tsumuraya, T.; Tomioka, Y.; Mizugaki, M. Synthesis, 1999, special issue, 1431.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 平間 正博(東北大理学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 大栗 博毅,田中 慎一郎,南雲 陽子,上原 久俊,佐々木 信也,新藤 由美,大石 徹,平間 正博,富岡 佳久,水柿 道直. 抗シガトキシン抗体調製への有機合成化学的アプローチ:ハプテンの短段階合成および抗体の相互作用解析. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.29 - 29.

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