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蛍光性希土類錯体の水溶液中での熱安定性

研究報告コード R000000403
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 佐野 浩樹
  • 松本 和子
研究者所属機関
  • 早稲田大学理工学部
  • 早稲田大学理工学部
研究機関
  • 早稲田大学理工学部
報告名称 蛍光性希土類錯体の水溶液中での熱安定性
報告概要 我々はこれまで蛍光性希土類を高感度検出のための蛍光プローブとして用いる研究を行ってきた。これまでは微少量の目的物質を識別するためにより多くの蛍光シグナルを得る目的でBSAやストレプトアビジンを介した間接染色法を中心に開発してきたが,直接染色を行った蛍光性錯体の水溶液中での安定性,特にDNA増幅反応時の蛍光性錯体の安定性について検討した。蛍光性希土類錯体の配位子にBHHCT,希土類金属イオンとしてユーロピウムを用い,錯中心イオン,非存在下において熱安定性をテストした結果,高温では中心金属イオンが存在する条件下では錯体自体が安定化され,蛍光強度が著しく増大した。一方,中心金属イオンが存在しない場合には配位子の吸光スペクトルに大きな変化が生じ,再び錯形成が起こり難くなるということが分かった。このことは加熱することによって錯体の安定性を増すということを示しており,水溶液系での錯体による直接標識条件を決める手掛かりを得た。
画像

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研究分野
  • 第3族元素の錯体
関連発表論文 (1)Jingli Yuan and Kazuko Matsumoto, Anal. Chem., 70, 596 (1998)
(2)Kazuko Matsumoto, Jingli Yuan, Guilan Wang, and Hiroko Kimura, Anal. Biochem., 276, 81 (1999)
(3)Shinji Sueda, Jingli Yuan, Kazuko Matsumoto, Bioconj. Chem. (Accepted)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 松本 和子(早稲田大学理工学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 佐野 浩樹,松本 和子. 蛍光性希土類錯体の水溶液中での熱安定性. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.40 - 40.

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