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新規亜鉛蛍光プローブの開発

研究報告コード R000000408
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 平野 智也
  • 菊地 和也
  • 長野 哲雄
研究者所属機関
  • 東京大学薬学部
  • 東京大学薬学部
  • 東京大学薬学部
研究機関
  • 東京大学薬学部
報告名称 新規亜鉛蛍光プローブの開発
報告概要 生理的条件下でZn2+の濃度を,蛍光の変化によって測定することが可能な蛍光プローブ分子の開発を目指し,昨年度までにACF類を開発した。ACF類は選択性および感度が優れていたが,亜鉛錯体を瞬時に形成しないため,Zn2+の濃度変化をリアルタイムに測定することは難しかった。この原因は,Zn2+が配位するアクセプター構造として用いた環状ポリアミン骨格の性質によるためと考え,アクセプター構造を改良した新規亜鉛蛍光プローブの開発を行った。アミノフルオレイセンを原料として5工程で,図1に構造を示す,ZnAF類を合成した。中性の緩衝液中で,これらプローブに様々な金属イオンを加えた時の蛍光の変化を測定した(表1)。Zn2+を加えることにより,ZnAF-1,ZnAF-2ともに極大励起波長および極大蛍光波長は殆ど変化せず,蛍光強度がZn2+の容量依存的に増大し,応用可能性である可能性を示した。
画像

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研究分野
  • 分析化学一般
  • 非遷移金属元素の錯体
関連発表論文 (1)T. Hirano et al., Angew. Chem. Int. Ed., 2000, 39, 1052-1054.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 松本 和子(早稲田大学理工学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 平野 智也,菊地 和也,長野 哲雄. 新規亜鉛蛍光プローブの開発. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.42 - 42.

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