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1,2-ビス(2,5-ジメチル-3-チエニル)ペルフルオロシクロペンテン単結晶フォトクロミズムのX線構造解析

研究報告コード R000000415
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 山田 太郎
  • 小畠 誠也
  • 入江 正浩
研究者所属機関
  • 九州大学大学院工学研究科
  • 九州大学大学院工学研究科
  • 九州大学大学院工学研究科
研究機関
  • 九州大学大学院工学研究院
報告名称 1,2-ビス(2,5-ジメチル-3-チエニル)ペルフルオロシクロペンテン単結晶フォトクロミズムのX線構造解析
報告概要 標題の化合物1の単結晶は,紫外光により赤色に変化し,可視光により消失する。この単結晶フォトクロミズムが結晶格子を保って進行していることを確認するためにX線結晶構造解析を行った。単結晶は高密度で光が内部まで透過しない内部フィルター効果があり,更にこの光生成物である閉環体が照射紫外光により再び開環体に戻る逆反応があるために,X線構造解析で構造決定できるまでに結晶中の閉環体の割合を上げることは通常困難である。本研究では,偏光照射を行うことによりこの問題を解決した。すなわち,2つの結晶面について光反応前後の可視紫外光の吸収を直線偏光を用いて測定し比較することにより,光照射に適した結晶面,直線偏光の向きと波長を選択し,光照射を行った。このようにして,反応の進行に伴うX線結晶構造解析が可能となり,閉環体の変換率は約8%と見積もられた。
画像

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研究分野
  • 光伝送素子
  • 光学的効果
  • 光化学一般
  • シクロペンタン系
  • 高分子固体の構造と形態学
関連発表論文 (1)T.Yamada, S.Kobatake, M. Irie, Bull. Chem, Soc. Jpn., 73, 2179-2184 (2000).
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 入江 正浩(九大工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 山田 太郎,小畠 誠也,入江 正浩. 1,2-ビス(2,5-ジメチル-3-チエニル)ペルフルオロシクロペンテン単結晶フォトクロミズムのX線構造解析. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.49 - 49.

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