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1,2-ビス(2-メチル-5-フェニル-3-チエニル)ペルフルオロシクロペンテン単結晶フォトクロミズムのX線構造解析

研究報告コード R000000416
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 山田 太郎
  • 小畠 誠也
  • 入江 正浩
研究者所属機関
  • 九州大学大学院工学研究科
  • 九州大学大学院工学研究科
  • 九州大学大学院工学研究科
研究機関
  • 九州大学大学院工学研究院
報告名称 1,2-ビス(2-メチル-5-フェニル-3-チエニル)ペルフルオロシクロペンテン単結晶フォトクロミズムのX線構造解析
報告概要 表題化合物の単結晶はフォトクロミズムを示す。この結晶中にはコンフォメーションの異なる2分子が存在する。いずれの分子も,フェニルチオフェン環がアンチパラレルコンフォメーションを取っており,反応点である炭素間の距離がA分子,B分子と光閉環反応が進行するのに十分近い。偏光照射により変換率を上げ,この2分子の間に光閉環反応性の違いがみられるかどうかを検討した。X線構造解析により得られたA分子の分子構造図を図1に示す。占有率から変換率はA分子で5%,B分子で2%と見積もられ,両者の光閉環反応性に違いがあることが分かった。そこで,室温の結晶構造座標をもとに,2分子の電子遷移モーメントを計算した。その結果,A分子の方が,電子遷移モーメントが長波長側にシフトしていることを認められ,A分子が選択的に光励起されていることが変換率の違いに現れたと考えられる。
画像

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研究分野
  • 光伝送素子
  • 光学的効果
  • 光化学一般
  • シクロペンタン系
  • 高分子固体の構造と形態学
関連発表論文 (1)T.Yamada, K.Muto, S. Kobatake, M. Irie, J. Org. Chem., 66, 6164-6168 (2001)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 入江 正浩(九大工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 山田 太郎,小畠 誠也,入江 正浩. 1,2-ビス(2-メチル-5-フェニル-3-チエニル)ペルフルオロシクロペンテン単結晶フォトクロミズムのX線構造解析. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.50 - 50.

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