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金属クラスター反応場の構築とクラスター触媒反応の開発

研究報告コード R000000424
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 鈴木 寛治
研究者所属機関
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
研究機関
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
報告名称 金属クラスター反応場の構築とクラスター触媒反応の開発
報告概要 本研究は,
1)高い反応活性を示す金属ポリヒドロクラスター分子を設計・合成し,それを反応の場として用いることによって従来の合成化学では達成できなかった新しいタイプの反応を開発し,さらに
2)高効率・高選択的なクラスター触媒反応を開発することを目的としており,平成11年度はアルカン活性化の過程で得られる各種中間体の分子変換,金属クラスター反応場の電子密度制御および多核クラスター錯体の合成に重点的に取り組んだ。
また,新たに異種金属クラスターによる有機基質の活性化と非Cp系ヒドリドクラスターの合成に関する研究を進めた。三核ルテニウムヒドリドクラスターによるアルカン活性化の研究は一応の結論を得るに至った。アルカン活性化の研究を通じて,加熱条件下では炭素-水素および炭素-炭素結合切断を伴う全く新しいタイプの骨格転位が起こることを明らかにした。金属クラスターと反応基質との間の電子移動の能力を増強し,クラスターの反応活性を更に高めるためにクラスターの多核化を図った。
画像

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研究分野
  • 分子の立体配置・配座
  • 有機化合物・錯体の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)
  • 鉄の錯体
  • 分子化合物
  • 有機白金族化合物
  • 高分子担体・触媒反応
関連発表論文 (1)Takanori Shima and Hiroharu Suzuki, "Heterobimetallic Polyhydride Complex Containing Ruthenium and Iridium. Synthesis and Site-Selectivity In the Reaction with Unsaturated Hydrocarbons", Organometallics, 2000, 19, 2420-2422.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 鈴木 寛治(東工大院理工)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 鈴木 寛治. 金属クラスター反応場の構築とクラスター触媒反応の開発. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.55 - 57.

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