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三核ルテニウム反応場上での炭化水素配位子の骨格変換反応

研究報告コード R000000425
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 稲垣 昭子
  • 室谷 英介
  • 今村 蕾
  • 鈴木 寛治
研究者所属機関
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
  • 東京工業大学院理工学研究科
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
研究機関
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
報告名称 三核ルテニウム反応場上での炭化水素配位子の骨格変換反応
報告概要 三核ルテニウムペンタヒドリド錯体とn-ヘプタンとの反応では,垂直配位型アルキン錯体を中間体として,Ru-Ru結合の開列を経てcloso-ルテナシクロペンタジエン錯体が得られる。α-位に置換基を持たないcloso型錯体をさらに加熱するとRu-Ru結合の再生と炭素-炭素結合の開列が起こり,μ3-メチリジン;μ3-ジメタロアリル錯体が得られる。垂直配位型アルキン錯体のプロトン反応では,極めて穏和な条件でも骨格変換が進行し,カチオン性closo-ルテナシクロペンタジエン錯体もしくはカチオン性シクロプロペニル錯体が得られる。この反応の生成物はアルキン上の置換基の種類に依存する。カチオン性シクロプロペニル錯体はμ3-アリル錯体を経由し,2つの金属中心間での還元的離脱によって生成したものと考えられる。不飽和炭化水素類への官能基導入を目指す上でも配位子の骨格変換反応について明らかにすることは重要である。
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研究分野
  • 分子の立体配置・配座
  • 有機化合物・錯体の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)
  • 鉄の錯体
  • 有機白金族化合物
  • 高分子担体・触媒反応
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 鈴木 寛治(東工大工学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 稲垣 昭子,室谷 英介,今村 蕾,鈴木 寛治. 稲垣 昭子,室谷 英介,今村 蕾,鈴木 寛治.三核ルテニウム反応場上での炭化水素配位子の骨格変換反応.単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集.科学技術振興事業団,p.58. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.58 - 58.

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