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三重架橋ヘテロ原子(団)導入による三核錯体反応場の電子密度制御

研究報告コード R000000426
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 岡村 玲
  • 松原 公紀
  • 多田 賢一
  • 鈴木 寛治
研究者所属機関
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
研究機関
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
報告名称 三重架橋ヘテロ原子(団)導入による三核錯体反応場の電子密度制御
報告概要 三核ルテニウムペンタヒドリド錯体1は,複数の金属中心の協同的な作用によって様々な有機基質を協奏的に活性化する作用を持つ。錯体1のRu3分子面の片側に三重架橋ヘテロ原子(団)を導入することにより,錯体1の持つ高い反応活性・形状選択性を活かしつつ,三核錯体反応場の立体環境・電子状態をコントロールすることができると考えられる。このような考えに基づいて,半金属・非金属を含む三重架橋配位子を有する錯体を合成し,基質に対する反応性を検討した。4電子供与配位子を有する三重架橋オキソ錯体,スルフィド錯体,イミド錯体,フェニルホスフィニデン錯体は46電子錯体で,その三重架橋配位子は4電子を供与する。これらの三重架橋配位子の導入は,錯体1に作用させる基質の当量と反応温度を厳密に制御することによって成功した。2電子供与配位子を有する三重架橋ボラン錯体は,カチオン性ヘキサヒドリド錯体と1当量の水素化ホウ素ナトリウムとの反応で得られた。
画像

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研究分野
  • 分子の立体配置・配座
  • 有機化合物・錯体の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)
  • 鉄の錯体
  • 有機白金族化合物
  • 高分子担体・触媒反応
関連発表論文 (1)Rei Okamura, Ken-ichi Tada, Kouki Matsubara, Masato Oshima, and Hiroharu Suzuki, "Novel Trinuclear Trihydride Complexes of {(η5-C5Me5)Ru}3(μ-H)3(μ3-BX)(X=H,CN,OMe,OEt). Synthesis, structure Determination, and Reaction with Benzothiophene", Organometallics, 2001, 20, 0000-0000.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 鈴木 寛治(東工大院理工)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 岡村 玲,松原 公紀,多田 賢一,鈴木 寛治. 三重架橋ヘテロ原子(団)導入による三核錯体反応場の電子密度制御. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.58 - 58.

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