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配位結合を利用した自発的組織化による分子情報の転写・増幅

研究報告コード R000000441
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 富永 昌英
  • 藤田 誠
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
  • 名古屋大学大学院工学研究科
研究機関
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
  • 名古屋大学大学院工学研究科
報告名称 配位結合を利用した自発的組織化による分子情報の転写・増幅
報告概要 配位結合を利用した鋳型分子上に複数の小分子を自発的に組織化させ,それらの小分子を連結することによって鋳型分子に組み込まれた情報の高効率・高選択的な転写,及び自己複製的な増幅を目的としている。本報においては,配位結合ユニットとして6-メチル-2,2′-ビピリジン(1)を用い,これとPd(II)の組合わせによって安定な錯体を形成させた。この場合,α-位にメチル基を導入することによってanti体が選択的に生成することが分かった(図1)。この知見を基に,6-メチル-2,2′-ビピリジンをジアセチレンで直線的に連結したビピリジン二量体(鋳型分子,2)と,両末端にアセチレンを有するビピリジン(小成分,3)をPdイオンによって錯体化した。そして,ビピリジン上のメチル基の向きによって2種類の配列(情報)を有することになる(図2)。分子複合体の酸化的カップリングによって配列の制御や効率的な情報転写の実現を目指している。
画像

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研究分野
  • 白金族元素の錯体
  • 分子化合物
  • ピリジン
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 藤田 誠(名古屋大工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 富永 昌英,藤田 誠. 配位結合を利用した自発的組織化による分子情報の転写・増幅. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.69 - 69.

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