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ポルフィリンプリズムの定量的自己集合

研究報告コード R000000446
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 藤田 典史
  • 藤田 誠
  • 坂本 茂
  • 山口 健太郎
研究者所属機関
  • 総合研究大学院大学
  • 名古屋大学大学院工学研究科
  • 千葉大学分析センター
  • 千葉大学分析センター
研究機関
  • 総合研究大学院大学
  • 名古屋大学大学院工学研究科
  • 千葉大学分析セ
報告名称 ポルフィリンプリズムの定量的自己集合
報告概要 光合成活性中心やヘモグロビンなどの生体内におけるエネルギー移動・貯蔵,電子移動,可逆的酸素吸着などの機能で重要な役割を果たすポルフィリン(2)と,2価のPd錯体(1)との自己集合を検討した(図1)。その結果,(1)6(2)3の組成を持つプリズム型錯体(3)が定量的に自己集合することが明らかとなった。その構造はNMR,ESI-MS,X線構造解析によって実施した。ポルフィリン環に囲まれた疎水的な内部空間は種々の有機分子を包接できる。例えば,ピレン分子はプリズム型錯体中に効率的に取り込まれ1:1の包接錯体を形成した。解析の結果,ホスト分子の構造の変化が誘起され,その対称性が低下していることが確認された。この対称性の変化はピレンを包接するときにPy-Pd-Pyの配座が1枚のポルフィリン環の対面2箇所で反転していることが示唆された(図2)。一方ピレン分子は元の対称性は失っておらず,空孔内部で高速回転していると思われた。
画像

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研究分野
  • 白金族元素の錯体
  • 分子化合物
  • 四環以上の炭素縮合多環化合物
  • チオフェン
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 藤田 誠(名古屋大工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 藤田 典史,藤田 誠,坂本 茂,山口 健太郎. ポルフィリンプリズムの定量的自己集合. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.72 - 72.

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