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trans-Pt(TePh)(SiMe3)(PEt3)2の選択的Si-Pt結合へのアルキン類の挿入によるcis配位を有する新しいアルケニル白金(II)錯体の生成

研究報告コード R000000453
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • Farzed Mirzaei
  • 韓 立彪(Li-Biao Han)
  • 島田 茂
  • 田中 正人
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧物質工学工業技術研究所)
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧物質工学工業技術研究所)
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧物質工学工業技術研究所)
研究機関
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧物質工学工業技術研究所)
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
報告名称 trans-Pt(TePh)(SiMe3)(PEt3)2の選択的Si-Pt結合へのアルキン類の挿入によるcis配位を有する新しいアルケニル白金(II)錯体の生成
報告概要 Si(Ge,Sn)—S(Se,Te)結合がPd(0)及びPt(0)錯体に高速度で酸化的に付加する反応を発見した。この反応を利用し,白金触媒を用いてチオシランとC-C三重結合を付加するチオシリル化を行ったところ,位置特異性,立体特異性反応が起こって(Z)-1-シリル-2-チオ-1-アルケンが生成した。図1の式から分かるとおり,Me3SiTePhは(Et3P)Ptとベンゼン中で反応し容易に(1)を形成する。次いでアルキンを高温で反応させるとPt—Si結合にアルキンがcis-付加して化合物(2)が生成する。この2の特徴はcis-構造が非常に安定であり,同類構造の化合物(3)(図2)がcisからtransに容易に異性化されることと対照的であった。同様に,Pt(II)錯体の化合物(4)(図3)を類似した反応で行った。cis-Pt(II)錯体のみが形成された。
画像

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研究分野
  • 白金族元素の錯体
  • 反応の立体化学
  • 反応の位置化学
  • 有機けい素化合物
関連発表論文 (1)Li-Biao Han, Shigeru Shimada, Masato Tanaka, J. Am. Chem. Soc. 1997, 119, 8133.
(2)Li-Biao Han, Masato Tanaka, J. Am. Chem. Soc. 1998, 120, 8249.
(3)Li-Biao Han, Nami Choi, Masato Tanaka, J. Am. Chem. Soc. 1997, 119, 1795.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 田中 正人(物質工研)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • Farzed Mirzaei,Li-Biao Han,島田 茂,田中 正人. Formation of a novel alkenylplatinum(II) complex bearing cis configuration by selective insertion of alkynes into Si-Pt bond of trans-Pt(TePh)(SiMe3)(PEt3)2. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.79 - 79.

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