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パラジウム触媒を用いるアルケン、1,3-ジエン及びアレン類のヒドロホスホリル化

研究報告コード R000000454
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 韓 立彪(Li-Biao Han)
  • 趙 長秋
  • Farzad Mirzaei
  • 田中 正人
研究者所属機関
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧物質工学工業技術研究所)
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧物質工学工業技術研究所)
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧物質工学工業技術研究所)
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧物質工学工業技術研究所)
研究機関
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧物質工学工業技術研究所)
報告名称 パラジウム触媒を用いるアルケン、1,3-ジエン及びアレン類のヒドロホスホリル化
報告概要 Pd触媒を用いた(RO)2P(O)Hとアルキン類のヒドロホスホリル化に関し,その拡張を検討し,環状ホスホン酸エステル(1a)のアルケン類,1,3-ジエン類及びアレン類への触媒的ヒドロホスホリル化に成功した。すなわち,1)1a,1bは共にPd(PCy3)2へ酸化的に付加してヒドリド錯体の3a,3bを与えた。スチレンは3aと良い収率で付加体を形成したが,3bとは付加体を形成しなかった(図1),2)1a~1dとスチレンのH—D交換実験はH—Pd付加がPd—P(O)付加より優先することが分かった(図2),3)PdMe[P(O)(OR)2](PEt3)2を70℃で加熱すると(OR)2が(OMe)2の場合は変化しないが(OR)2がMe4C2O2では高収率でMeP(O)(OR)2を与えた。従って,還元的脱離反応が律速段階と思われる。1aの高反応性はこの還元的脱離を容易に進行させるためと思われる。
画像

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研究分野
  • 白金族元素の錯体
  • 付加反応,脱離反応
  • 有機りん化合物
  • 有機白金族化合物
関連発表論文 (1)Han, L.-B.; Tanaka, M. J. Am. Chem. Soc. 1996, 118, 1571.
(2)Han, L.-B.; Mirzaei, F.; Zhao, C.-Q.; Tanaka, M. J. Am. Chem. Soc. 2000, 122, 5407.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 田中 正人(物質工研)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 韓 立彪,趙 長秋,Farzad Mirzaei,田中 正人. パラジウム触媒を用いるアルケン、1,3-ジエン及びアレン類のヒドロホスホリル化. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.80 - 80.

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