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超臨界流体を用いた反応の制御と新反応の開拓

研究報告コード R000000458
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 梶本 興亜
研究者所属機関
  • 京都大学大学院理学研究科
研究機関
  • 京都大学大学院理学研究科
報告名称 超臨界流体を用いた反応の制御と新反応の開拓
報告概要 様々な状況下(温度・密度・流体の種類など)で超臨界流体中の反応分子の溶媒和の様子を探り,溶媒和をコントロールすることによって反応そのものを制御することを目的に研究に着手した。超臨界水中での反応においては,中性分子の溶媒和は,溶質-溶媒間の分子間相互作用と水同士の水素結合による相互作用のバランスで決まると考えられた。水が加水分解反応や熱分解と思われる反応において,どのような働きをしているかを系統的に調べた結果,2-フェニルプロピオン酸メチルエステルの分解反応において,イオン機構とラジカスル機構の寄与の割合が超臨界水密度に依存していた(図1)。また,図2に示すように,ビフェノールAのC-C結合が開裂する反応において,亜臨界領域の水の関与を認めた。次に,超臨界水のような,高温高圧実験を行うための実験装置として,通常の常温用分光器の測定室にはめ込んで高温高圧状態の吸収スペクトルが観測できるセルを開発し,図3に示した。
画像

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研究分野
  • 光学的測定とその装置一般
  • 溶液論一般
  • 反応速度論・触媒一般
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 梶本 興亜(京大理学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 梶本 興亜. 超臨界流体を用いた反応の制御と新反応の開拓. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.83 - 85.

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