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超臨界水中でのNi2+イオンの溶媒和

研究報告コード R000000460
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 梶本 興亜
  • 岡田 一夫
  • 網田 富士嗣
研究者所属機関
  • 京都大学大学院理学研究科
  • 京都大学大学院理学研究科
  • 京都大学大学院理学研究科
研究機関
  • 京都大学大学院理学研究科
報告名称 超臨界水中でのNi2+イオンの溶媒和
報告概要 超臨界水中におけるNi2+の溶媒和状態について,溶媒和分子の作る配位子場を敏感に反映するd-d遷移を光吸収スペクトルで観測することにより調べた。400度の一定温度下において密度を変化させた時の光吸収スペクトルの変化を図1に示した。22000cm-1付近にピークを持つ吸収帯(A)と,18500cm-1付近にピ-クを持ち,17000cm-1付近にショルダーを持つ吸収帯(B)が見られた。常温常圧下から臨界状態までスペクトルの変化を追跡することにより,吸収帯(A)は常温常圧下での[Ni(H2O)6]2+が持つ3A2(F)→3T1(P)吸収帯が連続的に変化したものであることが分かった。配位子の置換および温度上昇により低エネルギー側へシフトした6配位の[NiBr(H2O)5]+によると考えられる。吸収帯(B)は350度以上の温度でのみ出現するものであり,吸収帯の位置から4配位のNi2+,おそらく[NiBr2(H2O)2]および[NiBr(H2O)3]+によるものと考えられる。
画像

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研究分野
  • 無機化合物の可視・紫外スペクトル(分子)
  • 電解質水溶液
  • 分子化合物
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 梶本 興亜(京大理学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 岡田 一夫,網田 富士嗣,梶本 興亜. 超臨界水中でのNi2+イオンの溶媒和. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.86 - 86.

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