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過渡回折格子法による超臨界アルコール中の分子ダイナミクスの測定

研究報告コード R000000461
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 大森 努
  • 木村 佳文
  • 廣田 襄
  • 寺嶋 正秀
研究者所属機関
  • 京都大学大学院理学研究科
  • 京都大学国際融合創造センター
  • 京都大学大学院理学研究科
  • 京都大学大学院理学研究科
研究機関
  • 京都大学大学院理学研究科
報告名称 過渡回折格子法による超臨界アルコール中の分子ダイナミクスの測定
報告概要 超臨界アルコールの熱拡散や音速,あるいはアルコール分子中の分子拡散などのダイナミックな性質は非常に重要な役割を果たす。そこで,超臨界エタノールおよびメタノールの熱拡散定数および音速の簡便な測定,ならびにアルコール中での水素引き抜き反応で生じる反応中間体ラジカルの測定も行なった。過渡回折格子(TG)測定では,励起光源としてNd・YAGレーザーの3倍波を用い過渡適干渉縞を生成させた。超臨界アルコールの測定ではメタノールで540K,エタノールで543Kで行なった。溶質分子としてはニトロベンゼンあるいはベンゾフェノン(BP)を用いた。図1に溶質をBPにした時の典型的なTG信号の経時変化を示した。これらの信号の解析により,エタノールの音速,熱拡散係数,BPとベンゾフェノンケチルラジカルの拡散係数が求まった。ラジカルの拡散係数は臨界密度近傍の中密度領域でStokes・Einsteinの法則からずれる傾向を示すことが分かった。
画像

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研究分野
  • 量子光学一般
  • 原子とラジカルの反応
  • 付加反応,脱離反応
  • 脂肪族アルコール
  • 六員環を含むその他の炭素縮合二環化合物
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 梶本 興亜(京大理学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 大森 努,木村 佳文,廣田 襄,寺嶋 正秀. 過渡回折格子法による超臨界アルコール中の分子ダイナミクスの測定. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.87 - 87.

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