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回転コヒーレンス分光による芳香族溶媒和クラスターの構造決定

研究報告コード R000000463
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 大島 康裕
  • 梶本 興亜
  • 江頭 和宏
研究者所属機関
  • 京都大学大学院理学研究科
  • 京都大学大学院理学研究科
  • 株式会社コンポン研究所
研究機関
  • 京都大学大学院理学研究科
報告名称 回転コヒーレンス分光による芳香族溶媒和クラスターの構造決定
報告概要 本研究は,芳香族分子に溶解分子が分子間で結合した気相クラスターを対象とし,その分子構造を実験的に決定することによって溶質-溶媒間相互に関する微視的情報を得ることを目的とした。超音速ジェット中に生成したシアノアントラセン(CNA)の溶媒和クラスターに対して,チタンサファイアレーザーの倍波を光源としたポンプ-プローブ蛍光ディップ測定によってRCS信号を検出した。実測のスペクトルからクラスターの回転定数を求め,その値を再現するように溶媒の配置に関する構造パラメータを決定した。対象はCAN-(Ar)n(n=1-3),-H2O,-D2O,-CO2,-CH3CN,-HCF3の各クラスターである。水素結合性であるか否かにかかわらず極性分子の関与する溶媒構造は,溶質分子内の部分的な電荷分布を鋭敏に反映していることが明らかになった。
研究分野
  • 分子の性質一般
  • 原子・分子のクラスタ
  • 分子化合物
関連発表論文 (1)"Structural characterization of 9-cyanoanthracene-(Ar)n(n=0-3)by rotational coherence spectroscopy" K.Egashira,Y.Oshima,and O.Kajimoto,J.Phys.Chem.A 105,1131-1139(2001).
(2)"Structural characterization of 9-cyanoanthracene-water by rotational coherence spectroscopy"K.Egashira,Y.Oshima,and O.Kajimoto,Chem.Phys.Lett.334,285-292(2001).
(3)"Structural characterization of 1:1 van der Waals complexes of 9-cyanoanthracene with aprotic solvents by rotational coherence spectroscopy"K.Egashira,Y.Oshima,and O.Kajimoto,J.Phys.Chem.A.105,4781-4789(2001).
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 梶本 興亜(京大理学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 江頭 和宏,大島 康裕,梶本 興亜. 回転コヒーレンス分光による芳香族溶媒和クラスターの構造決定. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.88 - 88.

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