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超臨界及び亜臨界水を用いたエーテル類の反応のNMRによる観察

研究報告コード R000000465
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 永井 康晴
  • 松林 伸幸
  • 辻野 康夫
  • 若井 千尋
  • 中原 勝
研究者所属機関
  • 京都大学化研
  • 京都大学化学研究所
  • 京都大学化研
  • 京都大学化学研究所
  • 京都大学化学研究所
研究機関
  • 京都大学化学研究所
報告名称 超臨界及び亜臨界水を用いたエーテル類の反応のNMRによる観察
報告概要 本研究では,アルコールからエーテルへと進行する脱水反応およびその逆反応の反応機構を検討するため,広い温度領域にわたって調査した。この時,高温高圧水の溶媒としての特性を解明し,反応に対するその影響を明らかにするために温度,密度効果を系統的に考察した。石英管に1,4ブタンジオールを入れ封かんし,電気炉で加熱保温後,即座に室温にまで冷却し,NMRにより観測した。臨界温度以下ではいずれの温度においても気液共存曲線上において実験を行った。1,4ブタンジオールとテトラヒドロフランの可逆反応の平衡定数(図1)は温度の上昇とともに大きくなり,この反応は吸熱反応であることが分かった。次に,それぞれの温度での反応速度定数(図2)を決定し,高温高圧水中における脱水反応および加水分解反応の両方は330度付近に反応速度の極大値をもつ連続的な曲線となることが分かり,330度以上の温度領域では温度が高くなるにもかかわらず,反応速度が小さくなるという結果が得られた。
画像

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研究分野
  • 有機化合物の磁気共鳴スペクトル(分子)
  • 有機化学反応一般
  • 脂肪族エーテル
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 梶本 興亜(京大理学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 永井 康晴,松林 伸幸,辻野 康夫,若井 千尋,中原 勝. 超臨界及び亜臨界水を用いたエーテル類の反応のNMRによる観察. 戦略的基礎研究推進事業 単一分子・原子レベルの反応制御 第4回シンポジウム —2期・3期チームの研究進捗— 講演要旨集,2000. p.89 - 89.

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