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光とマイクロ波で見るボルテックスマターの相転移

研究報告コード R000000502
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 為ヶ井 強
研究者所属機関
  • 東京大学工学系研究科
研究機関
  • 東京大学大学院工学系研究科
報告名称 光とマイクロ波で見るボルテックスマターの相転移
報告概要 多くの超伝導体の特性は印加磁場により形成される量子化磁束の振舞で決定される。磁束の固体状態も通常の固体と同様に高温・高磁場で液体状態に一次転移(磁束格子融解転移)すると考えられている。この磁束格子融解転移を磁場による差像法を用いることにより可視化することに成功し,固・液界面の複雑な振舞を明らかにした。また,光よりもずっと波長の長いマイクロ波を用いて磁束状態を「見る」ことにも成功した。この場合「見る」とはその平均構造を知ると言う意味である。高温超伝導体は層状構造を持ち,二つの超伝導体に絶縁体が挟まったジョセフソン接合が多数連結した構造をとる。ここではジョセフソンプラズモンという集団励起を生む。プラズマ周波数の電磁波を入射することにより,ジョセフソンプラズマ共鳴(JPR)を起こすことが出来る。磁束格子融解転移において一次転移を反映した急激な磁束配置の変化が起こることをJPRにより確認した。一方,JPR現象は波長可変マイクロ波発振器の原理としても注目を集めている。
研究分野
  • 固体プラズマ
  • 酸化物系超伝導体の物性
  • Josephson接合・素子
  • 酸化物結晶の磁性
  • 発振回路
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「極限環境状態における現象」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 為ヶ井 強. 光とマイクロ波で見るボルテックスマターの相転移. 戦略的基礎研究推進事業「極限環境状態における現象」兼平成8年度採択研究課題終了シンポジウム 講演要旨集,2001. p.31 - 31.

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