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量子暗号の実用化を可能にする光子状態制御技術

研究報告コード R000000576
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 中村 和夫
研究者所属機関
  • 日本電気(株)基礎研究所
研究機関
  • 日本電気(株)基礎研究所
報告名称 量子暗号の実用化を可能にする光子状態制御技術
報告概要 本報では量子暗号の実用化を可能にする光子状態制御技術を扱った。量子暗号は物理法則により,限りない安全性が確保された情報通信を可能にする。しかしながら,現状では短距離専用線の限られた応用が見えているだけである。伝送距離向上の中継技術等のブレークスルーには,「絡み合い」と呼ばれる量子力学的性質の利用が重要となる。本研究の目的は,小型化に必須な固体デバイスによる「絡み合い」の生成と制御を実現し,量子暗号への応用を図る事である。本研究は実験3グループ,理論2グループ,合わせて5グループで進めている。図1は実験グループで提案し開発中の,完全ベル状態測定用デバイスの原理である。量子ドットにおける2光子吸収で1つのベル状態が検出可能で,他の3つのベル状態は1/4波長板と旋光子でこの状態に変換し,検出する事ができる。図2は高効率で「絡み合った」光子対を発生する為のフォトニック結晶光ファイバーである。
画像

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研究分野
  • 光学情報処理
  • 非線形光学
  • 光変調器
  • 固体デバイス一般
  • 符号理論
  • 光通信方式・機器
関連発表論文 (1)A. Tomita, Physics Letters A282, 331 (2001)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「電子・光子等の機能制御」研究代表者 中村 和夫(日本電気(株)基礎研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 中村 和夫. The Control of Optical States for Practical Quantum Cryptography. 戦略的基礎研究推進事業「電子・光子等の機能制御」The First CREST Symposium on ''Function Evolution of Materials and Devices based on Electron/Photon Related Phenomena'',2000. p.140 - 141.

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