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溶液中での高分子のサブ分子スケールでの高解像度観察

研究報告コード R000000615
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 國武 雅司
研究者所属機関
  • 熊本大学工学部
研究機関
  • 熊本大学工学部
報告名称 溶液中での高分子のサブ分子スケールでの高解像度観察
報告概要 吸着自己組織化という新たな概念をもとに,溶液からの吸着を利用した有機分子の二次元配列制御のための方法論について研究した。吸着自己組織化により作成する分子膜は,分子間相互作用と分子-基板間相互作用の微妙なバランスにより高度な二次元結晶構造を形成した。電気化学STMを用いて溶液中におけるサブ分子スケールを高解像度で観察した。これらの吸着自己組織化を高分子に応用して電気化学的制御による高分子の二次元結晶化を実験した。電位制御を行わない自然電位付近では,PVAはランダムで無配向な吸着を示すのに対し,0,15Vvs.RHE付近では吸着は観察できなかった。この電位から徐々に正方向に電位を動かすとヒモ状の構造を観察した。(図1)このヒモ状構造はその幅より,水素結合した二本のPVA鎖が並列に並んだ構造と考えられ,既告のバルク中のPVAの結晶構造と基本構造がよく一致していた。
画像

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研究分野
  • 高分子の結晶構造
  • 電極電位,起電力
  • 電気化学反応
  • 物理的手法を用いた吸着の研究
  • 高分子固体の構造と形態学
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「分子複合系の構築と機能」研究代表者 藤木 道也(日本電信電話(株)物性科学基礎研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 國武 雅司. 溶液中での高分子のサブ分子スケールでの高解像度観察. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成12年度 シンポジウム,2000. p.51 - 51.

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