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ポリシランのスイッチ・メモリ、センシング機能

研究報告コード R000000617
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 中島 寛
  • 藤木 道也
  • 鳥光 慶一
  • 本永 雅郎
  • 佐藤 尚弘
  • 夏目 朋子
研究者所属機関
  • 日本電信電話(株)物性科学基礎研究所
  • 日本電信電話(株)物性科学基礎研究所
  • 日本電信電話(株)物性科学基礎研究所
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
  • 大阪大学
  • 大阪大学
研究機関
  • 日本電信電話(株)物性科学基礎研究所
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
  • 大阪大学
報告名称 ポリシランのスイッチ・メモリ、センシング機能
報告概要 ポリシラン凝集体において溶媒極性,添加順序,熱およびキラル低分子による外部刺激に応答する誘起円二色(CD)スイッチ・メモリ・センシング機能について実験した。図1にポリシランの構造式と溶媒滴下順序を変えて作製した凝集体のUV/CDスペクトルを示した。ポリシランは側鎖にキラル置換基を有しながらTHF希薄溶液中ではCD不活性であった。しかし,THF/メタノール混合溶媒中でミクロ凝集体を形成すると,誘起bisignateCDスペクトルが出現した。さらに,混合溶媒の組成や溶媒添加順序の操作によりCDの符号を簡単にスイッチできた。これは,ポリシラン凝集体形成により,発現する高次構造のキラリティーが溶媒極性に依存してフレキシブルに変化することを示していた。これらのキラル凝集体のCDスペクトル温度依存性により,低温で擬集体が再配向する温度応答メモリ機能についても観察した。また,側鎖キラル置換基を持たないポリシラン類の凝集体において,外部キラル低分子のキラルセンシング機能についても観察した。
画像

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研究分野
  • 有機けい素化合物
  • 高分子固体の構造と形態学
  • 高分子固体の物理的性質
  • 高分子の立体構造
  • 高分子のスペクトル
関連発表論文 (1)Hiroshi Nakashima, Michiya Fujiki, Julian R. Koe, and Masao Motonaga (NTT物性科学基礎研究所,CREST) "Solvent and Temperatre Effects on the chiral Aggregation of Poly(alkylarylsilane)s Bearing Remote Chinal Groups" Journal of the American Chemical Society, vol. 123, 1963-1969 (2001).
(2)Hiroshi Nakashima , Julian R. Koe, Keiichi Torimitsu, and Michiya Fujiki (NTT物性科学基礎研究所,CREST) "Transfer and Amplification of Chiral Molecular Information to Polysilglene Aggregates" Journal of the American Chemical Society, vol. 123, 4847-4848 (2001). Transfer and Amplification of Chiral Molecular Information to Polysilylene Aggregates J. Am. Chem. Soc., 123, 4847-4848 (2001). H. Nakashima, J. R. Koe, K. Torimitsu, M. Fujiki
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「分子複合系の構築と機能」研究代表者 藤木 道也(日本電信電話(株)物性科学基礎研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 中島 寛,藤木 道也,鳥光 慶一,本永 雅郎,佐藤 尚弘,夏目 朋子. ポリシランのスイッチ・メモリ、センシング機能. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成12年度 シンポジウム,2000. p.53 - 53.

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