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熱雑音を利用して室温で動作する多重ナノドット連想処理回路

研究報告コード R000000660
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 森江 隆
  • 松浦 知宏
  • 永田 真
  • 岩田 穆
研究者所属機関
  • 広島大学工学部
  • 広島大学工学部
  • 広島大学工学部
  • 広島大学工学部
研究機関
  • 広島大学工学部
報告名称 熱雑音を利用して室温で動作する多重ナノドット連想処理回路
報告概要 量子ドット間のクーロン反発力を利用した連想処理回路(図1)を提案した。この回路はドット間の容量で決まる静電エネルギーにより動作温度が決まるため,室温動作に0.01aFの接合容量を必要とすることが分った。そこで,多重ナノドットによる連想処理回路を考案した(図2)。この回路は図1の量子ドット列のドットの数を増やした構造をしている。この回路では多重ナノドット列のトンネル接合容量の直列結合によりエネルギー障壁が決まるため,0.1aFの接合容量で情報ドットの電子の有無が検出できる。単電子回路シミュレーション結果(図3)によると,室温では約1μs程度で電子位置の検出を行うと,正しくビット情報の違いを検出できることが分った。この条件でハミング距離を正しく反映した電圧が容量に現れることを確認した。多重ナノドット構造は自己組織化プロセスで実現できる可能性が高い。
画像

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研究分野
  • 電気的・磁気的実験技術
  • 界面の電気的性質一般
  • 記憶方式
  • トランジスタ
関連発表論文 (1)T. Morie et al., Superlattices and Microstructures, 27, 613 (2000).
(2)T. Matsuura et al., SSDM, p.306 (2000).
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「量子効果等の物理現象」研究代表者 廣瀬 全孝(広島大学工学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 森江 隆,松浦 知宏,永田 真,岩田 穆. 熱雑音を利用して室温で動作する多重ナノドット連想処理回路. 戦略的基礎研究推進事業 量子効果等の物理現象 第4回シンポジウム予稿集,2000. p.44 - 44.

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