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巨大ドメイン構造をもつビススチリルアントラセン誘導体薄膜の光学物性

研究報告コード R000000690
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 藤田 克彦
  • 佐々木 典助
  • 筒井 哲夫
研究者所属機関
  • 九州大学大学院総合理工
  • 九州大学大学院総合理工
  • 九州大学大学院総合理工学府
研究機関
  • 九州大学大学院総合理工学府・総合理工学研究院
報告名称 巨大ドメイン構造をもつビススチリルアントラセン誘導体薄膜の光学物性
報告概要 硬い芳香族中心と軟らかいアルキルセグメントを有するビススチリルアントラセン(BSA)誘導体(図1)を合成し,ドメインサイズの大きな秩序構造を得るために溶融凝集を繰り返すことで薄膜を調製した。調製したBSA-18フィルム(図2)の蛍光顕微鏡写真から,ドメインが数mmサイズまで成長すること,及びドメインからの均一な発光が有意な異方性を示すことが明らかとなった。示差走査熱量測定により,10炭素原子以上のアルキル鎖を有するBSAは二相転移(図3)を示し,室温で結晶状態をとることがわかった。室温におけるBSAフィルムのX線回折では,フィルムが分子長より僅かに短い間隔で基質表面に平行な層状構造をとることが示された。これよりBSA分子が表面法線から約30度の傾斜角でミクロ相分離構造をとりながら配列すると推測された。
画像

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研究分野
  • 有機化合物の薄膜
  • 固相転移
  • 有機化合物のルミネセンス
  • 芳香族単環炭化水素
  • アントラセン
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「量子効果等の物理現象」研究代表者 筒井 哲夫(九州大学大学院総合理工学研究院物質科学部門)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 藤田 克彦,佐々木 典助,筒井 哲夫. 巨大ドメイン構造をもつビススチリルアントラセン誘導体薄膜の光学物性. 戦略的基礎研究推進事業 量子効果等の物理現象 第4回シンポジウム予稿集,2000. p.93 - 93.

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