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有機共蒸着薄膜による高速応答光電流増倍デバイス

研究報告コード R000000707
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 松延 剛
  • 藤野 健太郎
  • 平本 昌宏
  • 横山 正明
研究者所属機関
  • 大阪大学工学研究科
  • 大阪大学工学研究科
  • 大阪大学工学研究科
  • 大阪大学大学院工学研究科
研究機関
  • 大阪大学大学院工学研究科
報告名称 有機共蒸着薄膜による高速応答光電流増倍デバイス
報告概要 光電流増倍現象を増幅型光センサーに応用する際,高速応答化が重要である。今回,ペリレン顔料(Me-PTC)薄膜における光電流増倍に関して,共蒸着によって銅フタロシアニン(CuPc)を数%ドーピングした場合,及び未知の微量不純物を含む場合の高速応答を観測した。その結果,
1)CuPc添加Me-PTCで増倍率向上と光応答高速化を観測した(図1,図2)。光オン時の立上がり応答速度として約1秒を得た。特に光オフ時の立下がり応答の高速化と履歴現象(光オフ後もとに戻らない現象)の抑制に初めて成功した。立上がり高速応答はCuPc分子の添加で光キャリア生成が増感され,金属/有機界面に光生成ホールが迅速に蓄積したものと考えられる,
2)顔料合成時の微量不純物を含有したMe-PTCでも類似の高速応答を観測した(図3)。今回の結果は,種々の材料のドーピングによる光電流増倍デバイスの高速応答化が可能であることを意味し,光センサー応用へ大きく前進したと考えている。
画像

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研究分野
  • 光化学一般
  • 四環以上の炭素縮合多環化合物
  • 光電デバイス一般
  • 顔料
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「量子効果等の物理現象」研究代表者 横山 正明(大阪大学工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 松延 剛,藤野 健太郎,平本 昌宏,横山 正明. 有機共蒸着薄膜による高速応答光電流増倍デバイス. 戦略的基礎研究推進事業 量子効果等の物理現象 第4回シンポジウム予稿集,2000. p.121 - 121.

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