TOP > 研究報告検索 > 顔料樹脂分散膜における光電流増倍現象を利用した光-光変換デバイス

顔料樹脂分散膜における光電流増倍現象を利用した光-光変換デバイス

研究報告コード R000000708
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 西川 佳宏
  • 中山 健一
  • 平本 昌宏
  • 横山 正明
研究者所属機関
  • 大阪大学工学研究科
  • 大阪大学工学研究科
  • 大阪大学工学研究科
  • 大阪大学大学院工学研究科
研究機関
  • 大阪大学大学院工学研究科
報告名称 顔料樹脂分散膜における光電流増倍現象を利用した光-光変換デバイス
報告概要 光導電性有機薄膜の光電流増倍現象は,光生成キャリアが有機/金属電極界面の構造トラップ樹脂に蓄積して,トンネル注入が起こり生じる。今回,有機顔料をポリマに分散塗布した樹脂分散膜でも観測した。この膜は大面積化が容易であることから,本素子を,光-光変換デバイス(有機ELと組合わせた面発光デバイス)に応用した。その結果,
1) 顔料60wt%の場合,光電流量子収率(増倍率)は最大で2万を越えた。
2)光一光変換デバイスに電圧を印加しながら光を入射したところ,光入射時のみEL光出力が確認された。その時の光一光変換効率は最大で100%をわずかに超え,光増幅作用が確認された。
3)増倍層にIm-PTC系では,波長780nmから550nmへの波長変換と光増幅作用を同時に実現することに成功した。このように本素子は,入力パターンを維持したまま波長の異なる光を出力することができる。
研究分野
  • 光デバイス
  • 有機化合物の電気伝導
  • 高分子固体の物理的性質
  • 光電デバイス一般
  • 顔料
関連発表論文 (1)M. Hiramoto, K. Nakayama, T. Katsume, M. Yokoyama, Appl. Phys. Lett., 73, 2627 (1998)
(2)K. Nakayama, Y. Nishikawa, M. Hiramoto, M. Yokoyama, Japan Hardcopy '00 Fall Meeting, Senri Life Science Center, Osaka, Japan (2000)
(3)K. Nakayama, Y. Nishikawa, M. Hiramoto, M. Yokoyama, The 10th International Workshop on Inorganic and Organic Electroluminescence, Hamanako Royal Hotel, Hamamatsu, Japan (2000)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「量子効果等の物理現象」研究代表者 横山 正明(大阪大学工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 西川 佳宏,中山 健一,平本 昌宏,横山 正明. 顔料樹脂分散膜における光電流増倍現象を利用した光-光変換デバイス. 戦略的基礎研究推進事業 量子効果等の物理現象 第4回シンポジウム予稿集,2000. p.122 - 122.

PAGE TOP