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有機共蒸着薄膜の極微細構造制御と太陽電池応用

研究報告コード R000000709
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 末森 浩司
  • 大石 悠子
  • 平本 昌宏
  • 横山 正明
研究者所属機関
  • 大阪大学工学研究科
  • 大阪大学工学研究科
  • 大阪大学工学研究科
  • 大阪大学大学院工学研究科
研究機関
  • 大阪大学大学院工学研究科
報告名称 有機共蒸着薄膜の極微細構造制御と太陽電池応用
報告概要 ドナー性とアクセブター性の有機分子を混合すれば,有機半導体の弱点である光キャリア生成効率を向上できるが,生成した電子とホールを別々に輸送して,実際に光電流として外部に取り出すには有機薄膜のナノレベルの構造制御が必要である。今回,フタロシアニン(H2Pc)とぺリレン(Me-PTC)顔料との共蒸着膜について,蒸着時基板温度による極微細構造の制御に成功し,太陽電池に応用可能な光電流量子効率を観測した。基板を-170℃に冷却してH2Pc:Me-PTC(1:1)共蒸着膜を作製し,室温の場合の約15倍もの光電流を発生できた(図1)。この低温作製共蒸着膜を,内蔵電界付与のためのp型H2Pcとn型Me-PTC単独層でサンドイッチした3層型セル(図2)に組み込み1.75mA/cm2の短絡光電流を得,その量子収率は可視光全域で約15%に達した。共蒸着膜表面は,基板室温ではフラットであるが,-170℃では直径約20nmの超微粒子が観測された(図3)。
画像

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研究分野
  • 有機化合物の電気伝導
  • 光伝導,光起電力
  • 八員環以上の複素環化合物
  • 太陽電池
  • 顔料
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「量子効果等の物理現象」研究代表者 横山 正明(大阪大学工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 末森 浩司,大石 悠子,平本 昌宏,横山 正明. 有機共蒸着薄膜の極微細構造制御と太陽電池応用. 戦略的基礎研究推進事業 量子効果等の物理現象 第4回シンポジウム予稿集,2000. p.123 - 123.

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