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磁束型量子ビットの状態変化の測定

研究報告コード R000000713
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 島津 佳弘
研究者所属機関
  • 横浜国立大学工学部
研究機関
  • 横浜国立大学工学部
  • デルフト工科大学
報告名称 磁束型量子ビットの状態変化の測定
報告概要 SQUIDの系,及び,3個のジョセフソン接合を含む微小超伝導ループ(3接合量子ビット)において,異なる磁束状態の間の量子コヒーレンスが観測されている。単一の3接合量子ビットの実験においては,マイクロ波による共鳴ピーク幅から,デコヒーレンス時間は15ns程度と見積もられている。引き続き,約1000個の同様な量子ビットがDC-SQUIDと結合した試料を作成し,測定を行った。
1)多数量子ビットの実験においてはDC-SQUIDで検出される量子ビットの磁束が単一量子ビットの場合より約百倍大きく,外部磁場に依存する量子ビットの状態変化を非常に明確に観測できた。
2)約300mK以下において量子ビットの状態変化前後の磁束信号にブロードなサイドピークが観測された。その大きさは,DC-SQUIDのバイアス電流に大きく依存した。この現象は量子ビットの高エネルギー状態の関係する量子効果であると考えられ,現在,定量的解析を試みている。
研究分野
  • 量子光学一般
  • 超伝導の基礎理論
  • 超伝導体の物性一般
  • Josephson接合・素子
  • 無機化合物の磁性
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「量子効果等の物理現象」研究代表者 大塚 洋一(筑波大学物理学系)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 島津 佳弘. 磁束型量子ビットの状態変化の測定. 戦略的基礎研究推進事業 量子効果等の物理現象 第4回シンポジウム予稿集,2000. p.131 - 131.

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