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大きなコヒーレンスを用いた非線形光学

研究報告コード R000000741
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 桂川 眞幸
  • 梁 佳旗
  • 白田 耕蔵
研究者所属機関
  • 電気通信大学 量子・物質工学科
  • 電気通信大学 量子・物質工学科
  • 電気通信大学電気通信学部
研究機関
  • 電気通信大学 量子・物質工学科
報告名称 大きなコヒーレンスを用いた非線形光学
報告概要 図1の非線形光学過程を考える。ρ12は誘導ラマン散乱で媒質中に生じるラマンコヒーレンスである。通常,ρ12は極めて小さく,大きな周波数変換効率を得るには,コヒーレント長よりもずっと長い相互作用長が必要になる。一方,充分大きなρ12を準備すると,周波数変換過程は位相整合条件の制約を受けない。大きなコヒーレンスρ12を媒質中に準備することがキーポイントになる。ここでは媒質に固体水素を,状態1〉,2〉にその基底状態と純振動励起状態とをそれぞれ適用した。また,固体水素は,大きなρ12を形成する対象として理想的な系の一つである。現実的なパルス強度で充分大きなρ12(>0.01)を形成することが可能である。位相整合条件の制約がはずれると,これまでの限界を超えた様々な応用が可能になる。図2はその一例で,固体水素中に準備した大きなラマンコヒーレンスが,インコヒーレント光のサイドバンドを発生させた結果を示している。
画像

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研究分野
  • 非線形光学
  • 一般及び無機化合物のラジオ波・マイクロ波スペクトル(分子)
  • 無機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)
  • 低温物理一般
関連発表論文 (1)J.Q. Liang, M. Katsuragawa, Fam Le Kien, and K. Hakuta, Phys. Rev. Lett. 85, 2474 (2000).
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「量子効果等の物理現象」研究代表者 白田 耕藏(電気通信大学)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 桂川 眞幸,梁 佳旗,白田 耕藏. 大きなコヒーレンスを用いた非線形光学. 戦略的基礎研究推進事業 量子効果等の物理現象 第4回シンポジウム予稿集,2000. p.179 - 179.

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