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分子間力顕微鏡と分子間相互作用1分子計測法の開発

研究報告コード R990003905
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 徳永 万喜洋
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 分子間力顕微鏡と分子間相互作用1分子計測法の開発
報告概要 生体分子間の相互作用をイメージするため,サブピコニュートン分解能の力計測と非接触計測を可能にする分子間力顕微鏡を開発した(図1)。サブピコニュートン分解能は,0.1pN/nmの超高感度カンチレバーを作製することにより実現した。カバーガラスを熱して引っ張ることにより,長さ,200~300μm,幅20μm,厚さ0.2μm程度とし,先端部上面に金属を蒸着して光反射するようにする。先端部下面にZnウィスカーを接着して,プローブとした。この新技術は,揺らぎが制御できるばかりでなく,プローブに力が働いた場合にもカンチレバーの位置を一定に保つことができ,力の大きさは制御用レーザーの光強度として求められる。このようにして,揺らぎの問題を解決するとともに非接触計測を実現できた。この分子間力顕微鏡を用いて,静電相互作用と疎水相互作用を計測した。静電相互作用の計測では,理論と一致する結果が得られ,当システムの信頼性が確かめられた。
我々は,生体高分子1個を捕捉・走査する技術も開発している。両者を組み合わせることにより,分子間相互作用を分子間距離の関数として直接計測する,新しい1分子技術を可能にした。
画像

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研究分野
  • 生体の顕微鏡観察法
  • 生体計測
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、柳田生体運動子プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 分子間力顕微鏡の開発. ATP存在下でのキネシンの微小管への協同的結合 分子間力顕微鏡の開発. 創造科学技術推進事業 柳田生体運動子プロジェクトERATO Yanagida Biomotron Project Symposium on Single Molecular Process in Bio-systems.(研究期間:1992-1997),1997. p.43 - 45.

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