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キネシン1分子のナノメートルの動きを見る

研究報告コード R990003907
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 樋口 秀男
  • 武藤 悦子
  • 小嶋 寛明
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
  • 理化学研究所脳科学総合研究センター
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 キネシン1分子のナノメートルの動きを見る
報告概要 キネシン分子は神経軸索の内で微小管と相互作用して物質輸送を行うモーター蛋白質である。これまでのキネシン1分子のステップ長測定でさまざまな値(5,8,16nm)が得られたのは,装置の分解能が低いことや,長さの見積もりの曖昧さに由来すると考えられる。そこで,キネシンのステップ長を明らかにするために,装置の分解能を上げ,長さの見積もりを正確に行い,正確なステップ長を得た。さらに,ステップとステップの時間間隔を解析することにより,双頭のキネシンがどのように微小管を進むかを予想した。実験では,ウシの脳神経細胞から精製したキネシン分子をビーズ表面に結合させてビーズの動きをナノメートル,ピコニュートン計測することによって間接的にキネシン分子の運動を追跡した。キネシン1分子の発生する力と変位をモニターした結果,変位は階段状に変化した。キネシンの頭部は16nmの変位をするが,ビーズは8nmの変位をするモデルに合致した。
画像

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研究分野
  • 生体の顕微鏡観察法
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 細胞生理一般
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、柳田生体運動子プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • . キネシン1分子のナノメートルの動きを見る. 創造科学技術推進事業 柳田生体運動子プロジェクトERATO Yanagida Biomotron Project Symposium on Single Molecular Process in Bio-systems.(研究期間:1992-1997),1997. p.48 - 50.

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