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キネシン分子の“首”の役割

研究報告コード R990003908
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 樋口 秀男
  • 武藤 悦子
  • 小嶋 寛明
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
  • 理化学研究所脳科学総合研究センター
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 キネシン分子の“首”の役割
報告概要 モーター蛋白質がモーターとして機能するためには最低限どのくらいのモーターの大きさを必要とするのかを検討した。キネシン分子は975個のアミノ酸を持ち,N末端から340アミノ酸は保存性が高く機能に重要であると考えられており,モータードメインと呼ばれている。340以降のアミノ酸数十残基はモータードメインの動きを増幅する「首」と呼ばれており,この首の役割も検討した。ショウジョウバエのキネシンのN末端から340,351,411個のアミノ酸を持つ短いキネシンを作成し(各々K340,K351,K411と呼ぶ),これらのキネシンをビーズに結合し,ビーズの動きから短いキネシンの力学計測を行った。キネシンが正常に運動するためには,必ずしもK411のような双頭構造を必要としないこと,キネシン分子の最小機能単位はK351~K340の間にあることが分かった。また,キネシンの双頭構造は微小管から解離することなく長距離運動するのに重要であることが示唆された。
画像

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研究分野
  • 生物学的機能
  • 遺伝子操作
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、柳田生体運動子プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • . キネシン分子の“首”の役割. 創造科学技術推進事業 柳田生体運動子プロジェクトERATO Yanagida Biomotron Project Symposium on Single Molecular Process in Bio-systems.(研究期間:1992-1997),1997. p.51 - 53.

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