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コンピューターは心を持つのだろうか?

研究報告コード R993100888
掲載日 2007年5月11日
研究者
  • 田森 佳秀
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 さきがけ研究21
研究機関
  • 科学技術振興事業団 さきがけ研究21
報告名称 コンピューターは心を持つのだろうか?
報告概要 「コンピュータは心を持つのだろうか?」との問いかけから始めた研究で,「心」の定義をはっきりさせると答えが自明となる。ここでは心身問題(心脳問題)と言われるデカルト以来の大問題に対して科学的な答えを与えようとしている。まず「機械」を特徴づけるものはコーディング(符号化,あるいは符号化されたもの)にあるとし,感覚入力が必須な「心」の状態「クオリア」は「心」が無くては存在できない。「心」を持つ脳のモデルの条件は「神経系の活動の時空間パターンが,ある条件を満たす時に特定のクオリアをコードしている」とする。クオリアに対応する軌道として,網膜神経回路網から予測された網膜神経節細胞のONーOFFパターンの時間変化から調べた。ベンハムのコマで網膜や大脳皮質を直接刺激する例を挙げ,色のコーディングに様々な段階があるとした。多次元複素空間の対称な座標変換に対して不変な軌道を作るコンピュータ(アナログ)が出現すれば「心」を持つこともある。
画像

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研究分野
  • 心理学一般
  • 情報工学一般
  • 人工知能
関連発表論文 (1)田森佳秀(1995)「脳の情報処理はいかにして機械の情報処理と区別されるのか」、生体の科学46:60-66
(2)Kuroiwa J., Miyake S., Inawashiro S., Aso H., Tamori Y. (1996), Self-organization in a formal model and self-consistent Monte-Carlo simulation. Proc. of WCNNM '96:543-546
(3)Inawashiro S., Tamori Y., Miyake S., Kuroiwa J. (1996) Hamiltonian formalism for self-organization of formal neurons J. of Phys. A.:7389-7399
(4)田森佳秀(1997)「樹状突起の形態を考慮したニューロンモデル」—平成7年度日本神経回路学会奨励賞の研究概要—、日本神経回路学会4:94-95
研究制度
  • さきがけ研究21、「知と構成」領域/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 田森 佳秀. コンピューターは心を持つのだろうか?. 「さきがけ研究21」研究報告会「知と構成」領域 講演要旨集(研究期間1994-1997),1997. p.29 - 33.

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