TOP > 研究報告検索 > 脳の新しいモデル:思考する記憶機械PATON

脳の新しいモデル:思考する記憶機械PATON

研究報告コード R993100893
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 大森 隆司
研究者所属機関
  • 北海道大学工学研究科
研究機関
  • 東京農工大学大学院生物システム応用科学研究科
報告名称 脳の新しいモデル:思考する記憶機械PATON
報告概要 人間の脳のシンボル情報の処理機能は動物が持つ記憶の操作機能の延長にあると想定し,脳記憶系の構造および注意系の働きの表現である記憶モデルPATONが,認識・連想のような単純機能の延長にどのような高次認知機能を持ちうるか示した。記憶モデルPATONではパターン層とシンボル層が相互結合して文脈依存の連想記憶機能を実現し,注意システムが記憶認識に相当するシンボル細胞を抑制することで別のものへの連想を可能にする。入力の組み合わせで同一事物を多様なものとして認識することができ,認識の文脈依存性を実現している。片言の会話の理解を例に挙げコンピュータシミュレーションを行い,言語の理解の背景には状態遷移的な記憶の操作があるとした。結果としてPATONによる,脳と類似の計算をする思考機械の可能性を示唆した。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R993100893_01SUM.gif R993100893_02SUM.gif R993100893_03SUM.gif
研究分野
  • 脳・神経系モデル
  • 神経の基礎医学
研究制度
  • さきがけ研究21、「知と構成」領域/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 大森 隆司. 脳の新しいモデル:思考する記憶機械PATON. 「さきがけ研究21」研究報告会「知と構成」領域 講演要旨集(研究期間1994-1997),1997. p.57 - 61.

PAGE TOP