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生体分子を人工分子で認識する

研究報告コード R993100456
掲載日 2007年5月11日
研究者
  • 井上 将彦
研究者所属機関
  • 大阪府立大学工学部機能物質科学科
研究機関
  • 大阪府立大学工学部機能物質科学科
報告名称 生体分子を人工分子で認識する
報告概要 生体分子間の静電相互作用,疎水性相互作用,van der Waals 相互作用,水素結合相互作用がうまく働くように,認識する方の分子を「設計」するために,計算機で分子構造と相互作用のシミュレーションを行い,有機合成の手法を使って生体分子を認識できる人工分子を開発した。この分子では三つのピリジン環を”くの字型”に硬く結合し,糖質と水素結合を行い,環状構造をつくるための少し柔らかい”つなぎ”の部分がvan der Waals 相互作用をし,水素結合をするピリジン環と”つなぎ”の構造を変えることにより,糖質の選択性をもたせることができる。また,DNAのらせんの水平面では,A(Adenin)とT(Thymine),G(Guanine)とC(Cytosine)の間に水素結合が形成され,対をなしていて,その対が垂直方向に”だるま落とし”のように積み重なることによって van der Waals 相互作用が働いるが,この疎水ポケットを人工分子で合成した。
画像

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研究分野
  • 分子間相互作用
  • 多糖類
  • 核酸一般
  • 生体工学一般
  • 分子・遺伝情報処理
研究制度
  • さきがけ研究21、「場と反応」領域/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 井上 将彦. 生体分子を人工分子で認識する. 「さきがけ研究21」研究報告会「場と反応」領域 講演要旨集(研究期間1996-1999),1999. p.111 - 118.

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