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固体表面の反応を光と磁場で追う

研究報告コード R993100832
掲載日 2007年5月11日
研究者
  • 福谷 克之
研究者所属機関
  • 東京大学生産技術研究所第1部
研究機関
  • 東京大学生産技術研究所第1部
報告名称 固体表面の反応を光と磁場で追う
報告概要 固相と気相(あるいは液相)のように,異相の界面の例で固体表面における反応として,原子(分子)の結合が一つ切断されるプロセスとスピンが反転するプロセスについて,その電子的な機構解明を光励起過程で検討した。光励起結合過程にPt(III),Ni(III),Pt(III)-Geのそれぞれの希薄合金の表面における一酸化窒素分子の吸着,解離および脱離の現象を見た(図1)。一酸化窒素分子の共鳴イオン化スペクトルでスピン状態を調べ,分子の並進速度とスピン状態の磁場効果を見るために装置を開発した(図2)。次に,水素分子の核スピン状態についても共鳴イオン化スペクトルで定量的に計測できることがわかった(図3)。
画像

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研究分野
  • 分子スペクトル一般
  • 金属のNMR
  • 電気光学効果,磁気光学効果
  • 物理的・機械的性質
  • 可視・紫外スペクトル
関連発表論文 (1)K. Fukutani, M.-B. Song, and Y. Murata “Photodesorption of CO and CO+ from Pt(111): mechanism and site specificity” Journal of Chemical Physics 103 (1995) 2221.
(2)T.T. Magkoev, M.-B. Song, K. Fukutani, and Yoshitada Murata “RAIRS observation of photoinduced dissociation of NO on Ni(111)” Surface Science Letters 330 (1995) L669.
(3)T.T. Magkoev, M.-B. Song, K. Fukutani, and Y. Murata “Interaction of ultraviolet photons with NO/Ni(111)” Surface Science 363 (1996) 281.
(4)K. Fukutani, T.T. Magkoev, Y. Murata, and K. Terakura “Adsorption and desorption of NO and CO on a Pt(111)-Ge surface alloy” Surface Science 363 (1996) 185.
(5)Y. Murata and K. Fukutani “Selectivity on Laser-Induced Desorption of NO and CO from Transition Metal Surfaces” Zeitschrift fur Physikalische Chemie 198 (1997) 149.
(6)K. Fukutani and Y. Murata “Photoexcited processes at metal and alloy surfaces: electronic structure and adsorption site” Surface Science 390 (1997) 164.
研究制度
  • 「さきがけ研究21」、「場と反応」領域/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 福谷 克之. 固体表面の反応を光と磁場で追う. 「さきがけ研究21」研究報告会「場と反応」領域 講演要旨集(研究期間1994-1997),1997. p.25 - 30.

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