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DNAで分子エレクトロニクス素子をつくる

研究報告コード R993100835
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 居城 邦治
研究者所属機関
  • 北海道大学電子科学研究所分子認識素子研究分野
研究機関
  • 北海道大学電子科学研究所分子認識素子研究分野
報告名称 DNAで分子エレクトロニクス素子をつくる
報告概要 新規な有機光半導体の分子設計のために,光学的にみてπ電子が弱く相互作用するDNAを固体基板上に並べて分子膜を作製し,分子導線としてまた光導電体としての可能性を検討した。気水界面にアニオン性のDNAとカチオン性脂質との複合膜を形成させ,それを固体基板に移しとって分子膜を調製した。複合体中の電子供与体(光機能性脂質)から電子受容体への電子の動きを蛍光消光法で調べ,DNA膜は電子を良く通すことが分かった。電子供与体を含むPolyG-PolyCのDNA複合膜がもっとも高い光電流が発生した。電子供与体は光増感剤として機能し,DNAに光増感剤を組み合わせることにより光導電体として動作することが確認できた。 
画像

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研究分野
  • 有機化合物の電気伝導
  • 高分子固体の物理的性質
  • 生物科学研究法一般
  • 核酸一般
関連発表論文 (1)O. Karthaus, K. Ijiro and M. Shimomura, “Ordered Self-Assembly of Nanosize Polystyrene Aggregates on Mica”, Chem. Lett., 821 (1996)
(2)M. Shimomura, F. Nakamura, K. Ijiro, H. Taketsuna, M. Tanaka, H. Nakamura and K. Hasebe, “Chiral Crystal Formation of Octadecyl cytosine Monol ayer by Complementary Base Pairing”, Thin Solid Films, 284-285, 691 (1996)
(3)K. Ijiro, M. Shimomura, M. Tanaka, H. Nakamura and K. Hasebe, “DNA Monol ayers Complexed with Amphiphilic Intercalator at the Air-Water Interface”, Thin Solid Films, 284-285, 780 (1996)
(4)M. Shimomura, F. Nakamura, K. Ijiro, H. Taketsuna, M. Tanaka, H. Nakamura and K. Hasebe, “Two-Dimensional DNA-Mimetic Molecular Organizations at the Air-Water Interfece”, J. Am. Chem. Soc., 119, 2341 (1997)
(5)居城邦治,下村政嗣,『機能性高分子としての二重らせんDNAの固体素子化』,固体物理,30,50(1995)
(6)居城邦治,下村政嗣,『DNAの二次元配列と光機能化』,高分子,46,334(1997)
研究制度
  • 「さきがけ研究21」、「場と反応」領域/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 居城 邦治. DNAで分子エレクトロニクス素子をつくる. 「さきがけ研究21」研究報告会「場と反応」領域 講演要旨集(研究期間1994-1997),1997. p.49 - 56.

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