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ショウジョウバエにおける二重標識遺伝子トラップ法:機能性ゲノム学のための新しい効果的技術

研究報告コード R013000004
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • Tamas Lukacsovich
  • 粟野 若枝
  • Zoltan Asztalos
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 ショウジョウバエにおける二重標識遺伝子トラップ法:機能性ゲノム学のための新しい効果的技術
報告概要 Drosophilaにおいて最初に遺伝子トラップ法の開発に成功した。P因子を持つ形質転換ベクターpCasper3(図1)を用い,2つの独立したマーカー,mini-whiteとGal4による2段階選抜を行った(図2)。これらマーカー遺伝子はベクターのプロモーター遺伝子の下流にそれぞれ結合させる必要がある。不完全なmini-whiteのmRNAはゲノム中の集合サイトに関わらず自身のプロモーターにより転写されるが,mRNAが遺伝子に取り込まれ下流のエキソンをスプライシングし3'末端をポリA構造にできない限り,ハエの目の色をオレンジ色や赤色にすることはできない。この二重標識遺伝子トラップシステムは,
i) 効率的な突然変異誘発,
ii) 突然変異体の表現型における遺伝子反応の明確な識別,
iii) トラップした遺伝子の迅速なクローニング,
を可能にする。これらの特徴は,遺伝子トラップシステムがDrosophilaのゲノム機能学において非常に有効であることを物語っている(図3)。
画像

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研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 遺伝的変異
  • 分子遺伝学一般
  • 遺伝子の構造と化学
  • 遺伝子発現
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、山元行動進化プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • Tamas Lukacsovich,粟野 若枝,Zoltan Asztalos. Dual tagging gene-trap in Drosophila: a new efficient technique for functional genomics.. 創造科学技術推進事業 山元行動進化プロジェクトシンポジウム—性行動の遺伝子解析と進化—講演要旨集(研究期間:1994-1999),1999. p.14 - 28.

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