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神経突起のパターン形成を支えるシグナリング機構 -細胞体から突き出る構造:その座標決めと伸長パターンの調節-

研究報告コード R013000019
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 上村 匡
研究者所属機関
  • 京都大学ウイルス研究所分子遺伝学研究分野
研究機関
  • 京都大学ウイルス研究所分子遺伝学研究分野
報告名称 神経突起のパターン形成を支えるシグナリング機構 -細胞体から突き出る構造:その座標決めと伸長パターンの調節-
報告概要 神経細胞は細胞骨格をダイナミックに再編成させて,2種類の神経突起(軸索と樹状突起)を発達させる。軸索と樹状突起のいずれの伸長パターンの形成にも,7回膜貫通型カドヘリンFlamingoが重要な働きをすることを発見した。また,Flamingoは上皮細胞においては,細胞頂部面から突き出る構造体の位置を決定することも明らかにした(図1)。Flamingoの機能解析と並行して,樹状突起の伸長と分岐(図2)や,神経細胞の極性形成(図3)に重要な役割を果たす未知の遺伝子の同定を目指し,候補遺伝子を絞り込んでいる。
画像

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研究分野
  • 生体の顕微鏡観察法
  • 遺伝子の構造と化学
  • 細胞学一般
  • 脳・神経系モデル
関連発表論文 (1)Usui, T., Shima, Y., Shimada, Y., Hirano, S., Burges, W.R., Schwarz, L.T., Takeichi, M., and Uemura, T. (1999). Flamingo, a seven-pass transmembrane cadherin, regulates planar cell polarity under the control of Frizzled. Cell 98, 585-595.
(2)Liu, B., Usui, T., Uemura, T., Jan, L., and Jan, Y.-N. (1999). Flamingo functions in the Frizzled pathway to control the orientation of asymmetric precursor divisions and the planar polarity of sensory bristles in Drosophila. Current Biology 9, 1247-1250.
(3)Takeichi, M., Nakagawa, S., Aono, S., Usui, T., and Uemura, T. (2000). Patterning of cell assemblies regulated by adhesion receptors of the cadherin superfamily. Phil. Trans. R. Soc. Lond. B 355.885-890.
研究制度
  • さきがけ研究21、「素過程と連携」領域/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 上村 匡. 神経突起のパターン形成を支えるシグナリング機構 細胞体から突き出る構造 その座標決めと伸長パターンの調節. 「さきがけ研究21」「素過程と連携」領域 講演要旨集(研究期間1997-2000),2000. p.51 - 60.

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