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固液界面の吸着構造 金属電極上への有機化合物の吸着構造

研究報告コード R990003938
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • N. Batina
  • 國武 雅司
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 固液界面の吸着構造 金属電極上への有機化合物の吸着構造
報告概要 電気二重層領域において未修飾の金属表面の色素分子の吸着状態を,走査型トンネル顕微鏡を用いて検討することから研究を開始した。図1に示すように,よう素を修飾した 金(111)単結晶表面を基板に用いると,クリスタルバイオレット,ポルフィリン,フェニレンビニレンなどの比較的大きな分子が,水溶液から自発的に吸着・自己組織化し,結晶に相当する高次配列を有する二次元有機薄膜が,金属表面に全域にわたって形成した。基板に対してフラットに吸着したこれらの分子は,それぞれ三つ葉,四つ葉,葉巻の形として観察された。形状,サイズは,化学構造や分子充填モデルと良く一致した。三つのまったく異なった形状の分子から,それぞれ独特な分子配列を有する分子膜が形成されたことは,よう素修飾金(111)面を基板とした分子の組織化,高解像度観察が大きな汎用性を持っていることを示している。
画像

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研究分野
  • 顕微鏡法
  • 有機化合物の薄膜
  • 物理的手法を用いた吸着の研究
関連発表論文 (1)M. Kunitake, N. Batina, K. Itaya, Langmuir, 11, 2337 (1995).
(2)N. Batina, M. Kunitake, K. Itaya, J. Electroanal. Chem., 405, 245 (1996).
(3)K. Ogaki, N. Batina, M. Kunitake, K. Itaya, J. Phys. Chem., 100, 7185 (1996).
(4)K. Itaya, N. Batina, M. Kunitake, K. Ogaki, Y.-G. Kim, L. J. Wan, T. Yamada, ACS Symposium Series(The Symposium on Electron Spectroscopy and STM/AFM Analysis of the Solid-Liquid Electrochemical Interface)(1996).
(5)M. Kunitake, U. Akiba, N. Batina, K. Itaya, Langmuir, 13, 1607 (1997).
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、板谷固液界面プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • N. Batina,國武 雅司. 固液界面の吸着構造 金電極上への有機化合物の吸着構造. 創造科学技術推進事業 板谷固液界面プロジェクト 最終シンポジウム要旨集(研究期間:1992-1997),1997. p.5 - 6.

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