TOP > 研究報告検索 > 超分子触媒システム

超分子触媒システム

研究報告コード R013000043
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • John A. Osborn
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 超分子プロジェクト
研究機関
  • 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 超分子プロジェクト
報告名称 超分子触媒システム
報告概要 温和な条件下,高選択的に,低コストで,触媒反応により有機分子を変換する分子システムを考案すること,触媒作用機能の分離により多段階触媒反応を可能にするような人工セル類似の触媒反応マイクロリアクターの開発を目標に行った。イリジウム触媒を用いたシクロヘキサン溶液中AOT存在下の反応では,水分含量がエナンチオ選択性に大きく影響を与えることを見出された。イミンが加水分解されるため,ロジウム触媒に代えたところ,水や15-クラウン-5添加により,エナンチオ選択性を上げる効果が見られた(図1)。同じ触媒システムをプロキラルなオレフィン化合物の水素添加反応に応用したところ,α-エチルスチレンの還元では高いエナンチオ過剰率63%が得られた(図2)。さらに,C2対称を持つ三配位ジフォスフィン配位子の合成とエナンチオ選択的触媒反応への応用を検討し,図3に示す配位子を合成した。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R013000043_01SUM.gif R013000043_02SUM.gif R013000043_03SUM.gif
研究分野
  • 貴金属触媒
  • 配位化合物一般
  • 反応操作(単位反応)
関連発表論文 (1)A Simple In-situ 31P NMR Method for the Determination of the Enantiomeric Purity of Aromatic Substrates. J. Buriak and J.A. Osborn, J. Chem. Soc., Chem. Commun, 1995, 689-690.
(2)Studies on Catalytic Asymmetric Imine Hydrogenation with Reverse micelles: Enhanced Enantioselectivity due to Surfactant Head Group Coordination. J.M. Buriak and J.A. Osborn, Organometallics,, 1996. 15, 3161-3169.
(3)Chiral Tridentate C2 Diphosphine Ligands for Enantioselective Catalysis. R. Sablong, C. Newton, P. Dierkes and J.A. Osborn, Tetrahedron Lett., 1996, 37, 4933-4936.
(4)The Asymmetric Hydrogenation of Imines using Tridentate C2 Diphosphine Complexes of Iridium(I) and Rhodium(I). R. Sablong and J.A. Osborn, Tetrahedron Lett., 1996. 37, 4937-4940.
研究制度
  • 国際共同研究事業、超分子プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • John A. Osborn. 超分子触媒システム. 国際共同研究事業 超分子プロジェクト 研究終了報告書(研究期間:1992-1997),1997. p.48 - 55.

PAGE TOP