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サイクリン依存性キナーゼ阻害による神経細胞死抑制

研究報告コード R013000050
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 大須賀 等
  • 大須賀 幸子
  • Fuhu Wang
  • Raouf Fetni
  • Matthew J. Hogan
  • Ruth S. Slack
  • Antoine M. Hakim
  • 池田 穣衛
  • David S. Park
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 神経遺伝子プロジェクト
  • オタワ大学医学部脳科学研究所
  • オタワ大学医学部脳科学研究所
  • 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 神経遺伝子プロジェクト
  • オタワ大学医学部脳科学研究所
  • オタワ大学医学部脳科学研究所
  • オタワ大学医学部脳科学研究所
  • 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 神経遺伝子プロジェクト
  • オタワ大学医学部脳科学研究所
研究機関
  • 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 神経遺伝子プロジェクト
報告名称 サイクリン依存性キナーゼ阻害による神経細胞死抑制
報告概要 虚血性脳障害時に神経細胞において種々の細胞周期マーカーが陽性になり,それらの細胞においてアポトーシスが観察された。特にG1/S移行期で陽性となるフォスフォリレーテッドRB蛋白とサイクリンD陽性細胞において,アポトーシスが生じていた。この知見をもとにサイクリン依存性キナーゼ(CDK)を阻害することにより,虚血性脳障害が低減できるのではないかと考え,CDK阻害剤であるフラボピリドールを投与し検討したところ,有意にアポトーシスマーカー陽性細胞が減少し,中脳動脈閉塞モデルにおいて梗塞巣の範囲も縮小することが確認された。終生細胞分裂しないと考えられていた神経細胞において,致死性刺激に反応し細胞周期が再び回りだすことがアポトーシスを引き起こす一つの引き金になることが示され,それを抑制することで神経細胞死をも抑制できることが示された。従って,虚血性脳神経細胞死の抑制,治療の新たな標的としてCDK阻害剤が重要となりうることが示唆された。
研究分野
  • 細胞生理一般
  • 神経系疾患の治療一般
  • 中枢神経系作用薬の基礎研究
  • 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究
研究制度
  • 国際共同研究事業、神経遺伝子プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 大須賀 等,大須賀 幸子,Fuhu Wang,Raouf Fetni,Matthew J. Hogan,Ruth S. Slack,Antoine M. Hakim,池田 穣衛,David S. Park. Cyclin-dependent kinases as a therapeutic target for stroke. 国際共同研究事業 神経遺伝子プロジェクト研究終了報告書(研究期間:1996-2000),2001. p.26 - 26.

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