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アルギン酸ゲルビーズ内における細胞培養法

研究報告コード R013000059
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 森田 直子
  • 松田 尚樹
  • 児玉 靖司
  • 鈴木 啓司
  • 渡邉 正己
  • 竹下 哲史
  • 横山 兼久
  • 柳瀬 浩
研究者所属機関
  • 長崎大学医学部原研放射
  • 長崎大学アイソトープ総合センター
  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線生物学研究室
  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線生物学研究室
  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線生物学研究室
  • 長崎大学医学部原研放射
  • 科学技術振興事業団 長崎研究室
  • 倉敷紡績(株)技術研究所
研究機関
  • 科学技術振興事業団 長崎研究室
  • 倉敷紡績(株)技術研究所
  • 長崎大学アイソトープ総合センター
報告名称 アルギン酸ゲルビーズ内における細胞培養法
報告概要 哺乳類細胞を3次元的な状態で培養することは,生体内の生理的環境を再現する方法として有効であるが,これまで正常細胞の増殖活性を維持したまま3次元的に培養することは難しかった。本研究でヒト胎児由来正常細胞(HE49)をアルギン酸ゲルビーズ内に包埋し細胞の挙動を観察した。アルギン酸ゲルビーズをEDTA処理後,回収した細胞は60%以上の生存率を示し,コロニー形成率は10-15%であった(図1)。包埋した時点では細胞は個々にビーズ内に分散していたが,培養を続けるとビーズ内全体にスフェロイド様構造を形成し,そのサイズ,数とも増加した(図2)。細胞倍化時間は約108時間と推測された。ビーズ内でのHE49細胞の増殖能は,ミトコンドリア脱水素酵素活性が高く維持されたことからも確認された(図3)。以上の結果,ヒト正常細胞がアルギン酸ゲルビーズ内において3次元的なスフェロイド様構造を形成し,且つ増殖できることが示唆された。
画像

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研究分野
  • 細胞・組織培養法
  • 生物学的機能
関連発表論文 (1)森田直子,松田尚樹,横山兼久,竹下哲史,渡邉正己:アルギン酸ビーズ状ゲルを用いた細胞培養法,日本動物細胞工学会第7回大会,平成9年7月11日-7月12日,東京
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 森田 直子,松田 尚樹,児玉 靖司,鈴木 啓司,渡邉 正己,竹下 哲史,横山 兼久,柳瀬 浩. アルギン酸ゲルビーズ内における細胞培養法 . 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.18 - 26.

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