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ラット肝細胞の細胞凝集体形成による肝細胞機能発現の優位性のメカニズムの究明

研究報告コード R013000062
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 横山 兼久
  • 児玉 靖司
  • 中山 由紀子
  • 渡邉 正己
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 長崎研究室
  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線生物学研究室
  • 科学技術振興事業団 長崎研究室
  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線生物学研究室
研究機関
  • 科学技術振興事業団 長崎研究室
  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線生物学研究室
報告名称 ラット肝細胞の細胞凝集体形成による肝細胞機能発現の優位性のメカニズムの究明
報告概要 ラット肝細胞は細胞凝集体を形成することによる高い肝細胞機能の発現メカニズムの解明を活性酸素に着目し検討を行った。その結果,コラーゲンゲル上では細胞が伸展しないことにより細胞内の活性酸素レベルが高く保たれる,ミトコンドリアの活性が高い(図2),細胞内のGSH(還元型グルタチオン)レベルが高い(図1),細胞内のATPレベルが高い,ことが判った。GSHの阻害は細胞内のATP量の減少,アルブミン合成量およびp450活性の低下として認められた。また,低酸素培養では細胞内の活性酸素レベルの低下,アルブミン合成およびp450活性の低下が認められ,抗酸化剤の添加では,細胞内の活性酸素レベルの低下およびp450活性の低下が認められた(図3)。ラット肝細胞は細胞凝集体を形成することによる高い肝細胞機能の発現は,ミトコンドリアの機能の活性化による,細胞内のATPレベルの保持および細胞内の活性酸素レベルの保持にあることが示唆された。
画像

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研究分野
  • 生体エネルギー論一般
  • 生体防御と免疫系一般
  • 細胞構成体の機能
関連発表論文 (1)横山兼久,児玉靖司,渡邉正己:ラット肝細胞細胞凝集体形成での機能発現における活性酸素の関り,日本放射線影響学会第41回大会,長崎(1998)
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 横山 兼久,児玉 靖司,中山 由紀子,渡邉 正己. ラット肝細胞の細胞凝集体形成による肝細胞機能発現の優位性のメカニズムの究明. 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.52 - 64.

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