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ヒト正常メラノサイトのUVA誘導メラニン産生機構

研究報告コード R013000086
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 松田 尚樹
  • 柳瀬 浩
  • 安藤 秀哉
  • 堀川 美和
  • 王 立紅
  • 渡邉 正己
研究者所属機関
  • 長崎大学アイソトープ総合センター
  • 倉敷紡績(株)技術研究所
  • サンスター中央研究所
  • 長崎大学薬学部放射線生命科学
  • 長崎大学薬学部放射線生命科学
  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線生物学研究室
研究機関
  • 長崎大学アイソトープ総合センター
  • 倉敷紡績(株)技術研究所
  • サンスター中央研究所
報告名称 ヒト正常メラノサイトのUVA誘導メラニン産生機構
報告概要 本研究では,ヒト皮膚由来正常メラノサイトに生理的波長域であるUV-Aを照射し,メラニン産生などの細胞機能の変化,およびそれに関わるシグナル伝達分子について,MAPキナーゼ(MAPKs)に着目して検討した。メラノサイトにUV-A(365nm;1000 kJ/m2)を照射すると,照射4時間後にメラニン生合成に必須の酵素であるtyrosinaseのmRNA発現が増加し始め(図1),照射2日後には細胞より抽出したメラニン量も増加し,melanizationが起こっていることが示された(図2)。細胞数に変化は認められなかった。また,MAPKsの中では,UV-A照射15分後にはERK1/2が活性化された。このUV-A照射によるERK1/2活性化は,抗酸化剤であるN-acetyl-L-cysteine(NAC),あるいは受容体型チロシンキナーゼ阻害剤であるsuramineが存在することにより制御された(図3)。
画像

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研究分野
  • 細胞・組織培養法
  • 生物学的機能
  • 細胞膜の受容体
  • 皮膚の基礎医学
関連発表論文 (1)H. Yanase, H. Ando and N. Matsuda: Possible Involvement of MAPK Activation in the UVA-Induced Melanogenesis in Cultured Normal Human Melanocytes, The 17th International Pigment Cell Conference, October 30-November 3, 1999, Nagoya.
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 松田 尚樹,柳瀬 浩,安藤 秀哉,堀川 美和,王 立紅,渡邉 正己. ヒト正常メラノサイトのUVA誘導メラニン産生機構. 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.385 - 393.

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