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アコヤ貝殻真珠層のタンパク質の解析

研究報告コード R013000090
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 晦日 房和
研究者所属機関
  • 長崎工業技術センター
研究機関
  • 長崎工業技術センター
報告名称 アコヤ貝殻真珠層のタンパク質の解析
報告概要 真珠形成機構を解明するため,真珠に含まれる蛋白質の性質を調べた。アミノ酸分析の結果,2.0%の蛋白質が存在し,グリシン,アラニン,アスパラギン酸を多く含むことが分かった(表1)。塩酸で脱灰後,酸溶解性及び酸不溶性画分を得た。両画分をSDS-PAGEした結果,分子量15~70kDaの10種類の蛋白質が確認された(図1)。酸可溶性画分を2次元電気泳動に供しPVDF膜へBlottingしアミノ酸配列を調べた結果,60kDaの蛋白質についてN末端から23残基までのアミノ酸配列が分かり(図2),Nacreinのものと一致した。酸不溶性画分を尿素で抽出したところ,16kDaの蛋白質が多く存在していた。陰イオンクロマトで粗精製しPVDF膜へBlottong後,16kDa蛋白質バンドを調べたところ,N末端は単一アミノ酸として同定できた。2-4残基では複数の異なるアミノ酸が検出されたので,16kDa蛋白質には分子量及び等電点の等しい複数の蛋白質の混在が示唆された。
画像

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研究分野
  • 生物物理的研究法
  • 生化学的分析法
  • 分子構造
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 晦日 房和. アコヤ貝殻真珠層のタンパク質の解析 . 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.468 - 473.

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