TOP > 研究報告検索 > 水産加工残滓の生物学分解物とその分解物の養殖魚用飼料化に関する研究

水産加工残滓の生物学分解物とその分解物の養殖魚用飼料化に関する研究

研究報告コード R013000102
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 谷川 昭夫
  • 斎藤 宗久
  • 橘 勝康
  • 八木 基明
  • 柏木 大介
  • 本田 正之
  • 田中 躋之輔
  • 馬場 重博
研究者所属機関
  • 長崎漁港水産加工団地協同組合
  • 長崎県工業技術センター
  • 長崎大学水産学部
  • 長崎市水産センター
  • (有)柏木水産
  • 本田水産
  • 長崎漁港水産加工団地協同組合
  • 太洋食品(株)
研究機関
  • 長崎漁港水産加工団地協同組合
報告名称 水産加工残滓の生物学分解物とその分解物の養殖魚用飼料化に関する研究
報告概要 本研究は,水産加工残滓を発酵により処理し,生産された発酵魚粉を養殖用試料としてブリとマアジの実用養殖試験を行なった。ブリにおいては,各区とも血糖値は概ね健常レベルであり,対照区と比べて発酵魚粉区は尾鰭の損傷が少なかった(表1)。体色は,黄色の程度においてβ-カロチン,アスタキサンチン増強区が対照区及び発酵魚粉区より黄色かった。抵抗力は,対照区に比較して発酵魚粉区が有意に高い幼若化(分裂)を呈し,免疫能が高かった。また,β-カロチン,アスタキサンチン増強区が発酵魚粉区より高い幼若化を呈した(図1)。一方,マアジにおいては,血糖値はアミラーゼ値が全区で高値を示したが,概ね正常と考えられた(表2)。体格,体色ともに各区で大きな違いは見られず,健常に生育した。抵抗力は,対照区に比較して発酵魚粉区が有意に高い幼若化を示し,培地のみあるいはConAによる刺激で,アスタキサンチン増強区が高い幼若化を示した。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R013000102_01SUM.gif R013000102_02SUM.gif R013000102_03SUM.gif
研究分野
  • 餌料
  • 廃棄物処理
関連発表論文 (1)M. Saito, K. Kuwahara, and A. Tanigawa, Microbial treatment of scrap fish meal and its feed effeciency for fish, European Aquaculture Society, special Publication, 21, 288-289 (1994)
(2)斉藤宗久,桑原浩一,谷川昭夫,水産加工残滓の微生物処理と養殖魚への餌料化に関する研究,廃棄物学会講演論文集 397-400(1994)
(3)斉藤宗久,谷川昭夫,水産加工残滓の微生物処理と養殖魚への餌料化に関する研究,リサイクル推進管理者育成研修会 九州農林水産関連企業環境対策連絡協議会,1-7(1995)
(4)谷川昭夫,斉藤宗久,橘 勝康,八木基明,柏木大介,本田正之,田中躋之輔,馬場重博,水産加工残滓の生物学分解物とその分解物の養殖魚用飼料化に関する研究,共同研究等促進事業研究成果報告書,科学技術振興事業団,ナガサキ・テクノポリス財団,130-140(1997)
(5)斉藤宗久,谷川昭夫,橘 勝康,八木基明,水産加工残滓の生物学分解物と,その分解物の養殖魚用飼料化に関する研究,水産利用加工研究推進全国会議,水産庁中央研究所,152-155(1999)
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 谷川 昭夫,斎藤 宗久,橘 勝康,八木 基明,柏木 大介,本田 正之,田中 躋之輔,馬場 重博. 水産加工残滓の生物学分解物とその分解物の養殖魚用飼料化に関する研究. 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.651 - 664.

PAGE TOP