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放射線生物学におけるnon-quantal性

研究報告コード R013000107
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 菅原 努
研究者所属機関
  • (財)体質研究会
研究機関
  • (財)体質研究会
報告名称 放射線生物学におけるnon-quantal性
報告概要 一般に受け入れられている放射線の細胞に対する作用の説明はターゲット説を骨子とするもので,私は放射線のquantal性と呼ぶ。一方,最近放射線の作用は細胞に確率的に現われるのでは無く,全ての細胞に線量に応じた程度に現われるというnon-quantalな説が示されるようになり,以下の考え方が可能である。まず,放射線は活性ラジカルを作り細胞全体をターゲットとして何かの変化を起こすという考え方,二番目に放射線が細胞に何か液体の因子を出させ周囲にある全ての細胞に一定の変化を起こすという考え方である。Non-quantalの例として,適応反応,放射線により誘導されるClastogen,放射線反応により発生する炎症における液性因子,放射線により誘導される線維化における細胞の基盤,熱ショック反応が挙げられる。発がんにおいて,今の考え方はquantal的であると考えられるので,non-quantal的なものがあるかどうかは極めて大きな問題である。
研究分野
  • 細胞レベルに対する影響
  • 人間に対する影響
  • 発癌機序・因子
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 菅原 努. 放射線生物学におけるnon-quantal性. 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.696 - 697.

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