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放射線に対する生物反応の可能性

研究報告コード R013000111
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 菅原 努
研究者所属機関
  • (財)体質研究会
研究機関
  • (財)体質研究会
報告名称 放射線に対する生物反応の可能性
報告概要 低線量放射線による新しい発がんモデルを構築するべく,分担研究者のデータ及び文献調査で集めたデータを比較検討した結果,放射線(比較的低線量)に対する細胞レベルでの生物反応に大きなばらつきがあることに気付いた。細胞の種類,照射時の条件によって反応の大きさのみならず,方向(促進と抑制というような)さえも異なることを見出した。細胞のage responseと突然変異細胞周期による生存率と突然変異率の比較がWatanabeらによってHela細胞(図2)とGHE細胞(図1)とで調べられている。前者では生存率と突然変異率とは鏡像の関係にあり,後者ではほぼ平行している。適応応答の有無については,正常細胞では見られるが悪性細胞では見られない。マウスm5S細胞で見られるが,悪性化した6110細胞では見られない。ヒト正常線維芽細胞のHE19,HE22,HE57で見られたのに,Hela細胞では見られない。前者でも細胞間連絡を絶つと見られなくなる。
研究分野
  • 遺伝的変異
  • 生体防御と免疫系一般
  • 細胞レベルに対する影響
  • 発癌機序・因子
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 菅原 努. 放射線に対する生物反応の可変性. 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.705 - 705.

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