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ミトコンドリアゲノムの不安定性とそれのヒト細胞老化への関与

研究報告コード R013000113
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 伴 貞幸
研究者所属機関
  • (財)放射線影響研究所放射線生物学部
研究機関
  • (財)放射線影響研究所放射線生物学部
報告名称 ミトコンドリアゲノムの不安定性とそれのヒト細胞老化への関与
報告概要 細胞老化や細胞死をエネルギー代謝の観点から調べるため,末梢血リンパ球のミトコンドリア機能を測定する方法を開発した。リンパ球をミトコンドリア膜電位(Ψ)測定指示薬のローダミンで処理し,様々な蛍光抗体で標識した。FACScanを用い,ミトコンドリアのNADH脱水素酵素活性をMTT-ローダミン-フローサイトメトリー(MRF)で測定した(図1)。リンパ球をMTTとローダミンで処理しMRFに供した結果,水溶性のMTTは暗紫色に変換され,不溶性のホルマザンはNADH脱水素酵素により結晶化した。ミトコンドリアに取り込まれたローダミン緑色蛍光はホロマザン結晶により吸収された。ローダミン蛍光強度の減少はホルマザン量と酵素活性に相関した。CD4+,CD8+,NK,CD4CD45RA+,CD4CD45RA細胞をローダミンより発光する緑色蛍光の強度を測定した(図2)。CD8+とNKのΨはCD4+のΨより高い傾向にあった。各々の亜集団細胞間で大きな個人差が見られた(図3)。
画像

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研究分野
  • 細胞生理一般
  • 発生・成長の生理一般
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 伴 貞幸. ミトコンドリアゲノムの不安定性とそれのヒト細胞老化への関与. 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.708 - 711.

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